新潟市中央区の強盗未遂事件 共犯者の男を逮捕 組織犯罪の全容解明に向けて捜査中
新潟中央署と県警捜査1課、組織犯罪対策課は、11月25日午前10時8分、強盗未遂の疑いで広島県広島市の家電修理業の男(33歳)を逮捕した。
2024年6月19日、新潟市の買取専門店で、実行犯の男1人が店に押し入り、刃物を突き付けて現金を要求したが何も奪わずに逃走したもの。実行犯の男ともう一人の共謀者は逮捕され、すでに処分が決まっている。
警察によると、今回逮捕された男は、SNSにおいて実行役を勧誘するなど犯行に深くかかわっていたとみられ、9月と10月に犯罪による収益の転移防止に関する法律違反の疑いで、11月に職業安定法違反で逮捕されている。
男の認否については、今後の捜査に支障があるとして明らかにしていない。組織内での立場や実行に際しての役割などを捜査中という。
この事件は、SNS(交流サイト)でやり取りが行われる「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」とみられ、今後も全容解明に向けて捜査を進めている。
【関連記事】
【他人名義の口座譲受】広島県の自称家電修理業の男(33歳)を犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕 トクリュウとみて関連を捜査
