新潟県燕市が「こどもまんなか応援サポーター」を宣言、子育て・若者関連の政策を強化 佐野市長、就任後初の定例会見で

新潟県燕市の佐野大輔市長

新潟県燕市の佐野大輔市長が11月25日、「こどもまんなか応援サポーター」として同市が活動することを宣言した。今後、子育て関連政策のさらなる拡充や、若者が挑戦できる環境への支援などを進めていく。

「こどもまんなか応援サポーター」は、こども家庭庁が推進する「こどもまんなか」の趣旨に賛同し、子どもたちが健やかに成長できる社会を目指し取り組みを進める個人や企業、自治体などのこと。新潟県内の自治体では、新潟市や五泉市なども宣言している。

佐野市長は「これまでも『子育てするなら燕市で』を合言葉に、出会いから出産、子育て、進学、就職まで、事業者と市が一体となって支援してきた。さらなる充実を図り、子ども・若者の夢と希望を育む政策をさらに強化していく」と話した。

2026年度予算で、子育て・子ども関連の施策をさらに強化していく。合わせて、子ども・若者の意見を募集する仕組みを強化し政策へ活かす取り組みも行う。また、子育て関連の取り組みやイベントを市のSNSで発信して周知や参加を促す。

なお、今回の定例記者会見でも、学校給食費の補助金増額や、市役所燕庁舎に学生向けの学習室を設置(12月15日開設)することなど子育て関連の施策を発表した。詳細については、下記の燕市のサイトから確認できる。

佐野市長は10月に市長に就任し、今回が初の定例記者会見。今回発表した施策の多くは前市長から引き継いだものだが、「こどもまんなか応援サポーター」の宣言は佐野市長から提案したという。

 

【関連リンク】
新潟県燕市 2025年11月25日定例会見

こんな記事も