【本決算】キタックは増収、国土強靭化関連予算や公共インフラ維持・補修から需要拡大目指す

株式会社キタック(新潟市中央区)
株式会社キタックは12月4日、令和7年10月期の決算を発表した。
当期は、売上高34億6,700万円(前年同期比 3.7%増)、営業利益1億4,600万円(同59.7%減)、経常利益1億6,300万円(同58.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2億700万円(同25.6%減)となった。
地震災害、気候変動による集中豪雨、台風等による洪水や土砂災害など自然災害の頻発化・激甚化に対応するハード・ソフト一体による防災・減災対策に加え、高度成長期に建設された各種社会インフラの老朽化が大きな社会問題になるなかで、道路や下水道の管路施設の老朽化対策が推進されることで、今後も引き続き需要が継続と見られている。
そうした中、防災・減災及び社会資本整備事業などの需要増加を見込み受注計画を立て、その計画達成に向けて受注機会を増やす、顧客を拡大するなどして事業推進を図った結果、増収につながった。
