【倒産情報】彩花(新潟市東区)が破産開始決定、持ち帰り弁当店「ごはんの神様」で人気も…
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社彩花(新潟市東区)は11月27日に事業を停止し、11月28日に新潟地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約7000万円。
2000年2月に新潟市北区(旧豊栄市)にて創業し、「ごはんの神様」の店名で持ち帰り弁当を販売。中でも手頃な値段で味わえる海鮮丼や魚介弁当、日替わり弁当が人気になった。2011年11月には新潟市東区逢谷内へ店舗を移転し、ピーク時の2017年11月期には売上高1億4686万円を計上していた。
しかし、過去の赤字経営によって財務内容は債務超過の状態が続いており、販売不振やコロナ禍も影響して、2020年11月期には売上高が8,062万円に低下。 2023年11月期には売上高が5,976万円まで落ち込み、食材価格の高騰も影響して当期純損失562万円を計上し、債務超過額が4795万円にまで拡大していた。その後も経営を立て直すことが出来ず、今回の事態に至った。

新潟市東区逢谷内で営業していた持ち帰り弁当店「ごはんの神様」。消費者が求めやすい値段で提供され人気だった
