三福運輸(新潟県新発田市)が睡眠モニタリングデバイス「Wellnee Sleep」導入 「睡眠の質向上」で安全運行へ

プレスリリースより

三福運輸株式会社(新潟県新発田市)は、従業員の健康保持と安全運行体制の強化を目的に、睡眠モニタリングデバイス「Wellnee Sleep」を導入した。

同社は、健康経営優良法人ブライト500を4年連続で取得するなど、社員の健康を守る会社づくりに取り組んでいる。輸送事業の特性として、夜間・早朝の業務が多く生活リズムが変動しやすいことから、「最低5時間は眠る」などの社内ルールを設けていた。今回導入した「Wellnee Sleep」は、個人の感覚では把握しにくい睡眠状態を客観的に可視化する。

これにより、適性診断では分からなかった部分が数値で見えるようになり、社員間で会話が増えるなどの効果が出ている。同社は「Wellnee Sleep」を数値を評価のためではなく、本人の負担が大きくなる前の対話のきっかけとして活用している。

前職は大手航空会社の客室乗務員だったという異色の経歴を持つ五月女奈緒美代表取締役社長は、安全意識の高い職場環境に身を置いた経験を踏まえ「健康管理は特別な取り組みではなく、当たり前に整えておくもの。身体だけでなく、心のコンディションも大切にする会社でありたいと考えています」と話す。

「眠ることは当たり前の行為ですが、とても重要なこと。良い睡眠が取れるよう、会社としてサポートし続けます。健康経営は制度より風土。社員みんなが自然と意識できる会社にしたい」(五月女社長)

同社は、今後も継続的な健康施策を進め、体調の変化に早く気づける環境づくりを続けるなど、地域物流業界全体の健康意識向上にも貢献する考えだ。

三福運輸株式会社・五月女奈緒美代表取締役社長

 

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