【倒産情報】訪問介護事業者・テクノワークス(新潟市東区)が破産開始決定、負債総額は約1億3,000万円

東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社テクノワークス(新潟市東区)は12月2日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は約1億3,000万円。

同社は1966年6月設立の訪問介護事業者。2001年7月に佐久間哲夫氏が経営権を取得し、2003年6月より新潟市周辺をエリアに訪問介護事業を開始した。売上高は6,000万円規模で推移していた。2021年3月には障がい者支援事業に取り組むため、約1億8,000万円を借り入れて新潟市東区下木戸に養護施設を建設。その効果で2023年6月期には売上高が1億657万円へ伸長し、当期純利益391万円と採算も維持していた。

しかし、2023年11月に佐久間社長が死去。後任に伊勢亀欣之氏が代表取締役社長に就任したが、2025年6月期に売上高が9,000万円へ低下。事業譲渡を模索し、2025年10月に養護施設を含めた事業譲渡先が決まったものの、負債が残ったため今回の事態に至った。

 

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