「分水おいらん道中」出演者を募集 来春開催の第81回、主役のおいらん役など

燕市観光協会ホームページより
新潟県燕市を代表する春の催し「分水おいらん道中」の出演者募集が始まった。主催する燕市観光協会は、2026年4月12日に開催する「第81回分水おいらん道中」に向け、主役となるおいらん役3人と、付き人役59人を募集している。応募の締め切りは2026年1月18日必着。
分水おいらん道中は、越後平野に春を告げる行事として親しまれてきた伝統行事。当日は、地蔵堂本町通りと大河津分水桜並木を舞台に、絢爛豪華な衣装に身を包んだ総勢62人の一行が「おもてなしの道中」を繰り広げる。
募集するおいらん役は「信濃太夫」「桜太夫」「分水太夫」の3役。18歳以上で健康かつ体力に自信があり、事前練習会や説明会、2次審査会に参加できることが条件となる。既婚・未婚や国籍、居住地は問わない。付き人役は若い衆や傘持ち、舞妓、かむろなど計59人で、応募者多数の場合は抽選で決定される。
燕市観光協会は「歴史ある分水おいらん道中を、自らの足で歩く貴重な機会。多くの人に参加してもらいたい」と応募を呼びかけている。
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