【半年で18回】大学生27人のメールアドレス漏えい、新潟県教育庁高等学校教育課でBCC使わず送信
新潟県教育庁高等学校教育課は12月22日、県の事業に参加した大学生にメールを送信した際、他の参加者のメールアドレスが漏えいする事案が発生したと発表した。
漏えいが発生したのは6月13日から12月19日までの計18回。同課職員が県の事業に参加した大学生計27人に対し、日程調整に関するメールを一斉送信した際、参加した他の大学生のメールアドレスも表示される状態で送信したため、メールアドレスが漏えいした。
事案が発覚したのは12月19日9時40分。同日7時50分に同課職員が大学生7人にメールを一斉送信。その後、上記メールを確認した別の職員がメールアドレスの漏えいを覚知した。同日中に過去の同事業に関する送信済みメールを確認したところ、同日の漏えいのほか、6月13日以降17回の漏えいを確認した。
原因は、送信する際に相手先大学生のメールアドレスを「BCC」ではなく「宛先」または「CC」に入力していたため。
同課は、対象の大学生全員にメールで謝罪し、送信したメールの削除を依頼した。同課は「外部の複数の相手に一斉メールを送信する場合には、BCCで送信することを徹底する」としている。