その投資、本当に大丈夫?70代女性がSNS詐欺で130万円被害

新潟北警察署
新潟北警察署は12月22日までに、SNS型投資詐欺の被害届を受理し、捜査を進めている。
警察によると、被害に遭ったのは新潟市北区在住の女性(70代)。被害期間は2025年8月下旬から11月6日までで、被害額は現金計130万円。
女性は2025年8月下旬、桐谷広人(きりたにひろと)をかたるインターネット広告をきっかけに、メッセージアプリへ誘導され、アシスタントを名乗る人物らから投資に関する助言を受けるようになった。その後、「投資の先生」「投資愛好家」などを名乗るSNSグループに参加し、株式投資を勧められた。
女性は指示に従い、スマートフォンに投資用アプリをインストール。10月初旬、株式投資と信じて指定された口座に現金30万円を振り込んだところ、アプリ上では利益が出ているように表示されたため、さらに投資を勧められた。
その後、「投資」を続けるためには信用金100万円を返還する必要があるなどと説明され、11月6日、指定された口座に現金100万円を振り込んだが、出金はできなかった。
11月下旬、金融機関から詐欺被害の恐れがあるとの連絡を受け、警察が確認した結果、SNS型投資詐欺の被害と判明した。
警察は、SNSやメッセージアプリを通じた投資勧誘は詐欺の可能性が高いとして注意を呼びかけている。
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