【アプリ利用の実態】フラーがアプリ利用動向レポート公開 東北6県の1人あたり月50.8個利用

フラー株式会社「都道府県別アプリ利用動向レポート2025 東北編」を公開(プレスリリースより)

フラー株式会社(新潟市中央区)はこのほど、東北6県におけるスマートフォンおよびアプリ利用の実態をまとめた「都道府県別アプリ利用動向レポート2025 東北編」を公開した。

同社が提供するアプリ市場分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」に蓄積されたデータを基に、青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県を対象に10月の利用状況を分析した。国内約40万台のAndroid端末から収集したデータを活用している。

レポートによると、東北エリアにおける1ユーザーあたりの月間アプリ利用個数は50.8個となり、全国平均の51.4個をわずかに下回った。県別では宮城県が52.2個と全国平均を上回る一方、山形県は47.3個と比較的少なく、同じ東北エリア内でもアプリ利用状況に差が見られた。

1ユーザーあたりの月間アプリ利用個数(プレスリリースより)

月間利用ユーザー10万人以上のアプリを対象に分析したところ、各県で地域に根ざしたサービスアプリの利用割合が高い傾向が確認された。岩手県では金融機関の公式アプリやドラッグストア、スーパーマーケット、電力会社関連アプリなどが上位に並び、日常生活に密着した用途で継続的に利用されていることが分かった。

レポートはApp Apeの公式サイトで公開している。

 

【関連リンク】
App Ape公式サイト「都道府県別アプリ利用動向レポート2025 東北編」

 

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