【キシャメシ年末年始SP】編集部厳選・新潟のアツアツグルメ 喫茶デンデン(新発田市)の鉄板ナポリタン

年末年始のキシャメシは、寒い季節に身も心も温まるアツアツグルメ。にいけい編集部メンバーのイチオシをご紹介する。新潟県のあちこちから「熱を感じる」温かメニューを取って出し。

 

最後まで熱々が嬉しい、モチモチ太麺と卵の幸せ鉄板ナポリタン

新発田の空は重く垂れ込め、冷たい雨が容赦なく降り続く一日。風も強く、傘を差していても体の芯まで冷えてしまう。こんな日は、熱々の料理で体を温めたい。そう思いながら新発田市民文化会館の前を通りかかると、赤いのぼりが視界に飛び込んできた。

新発田市民文化会館(新発田市中央町)

「鉄板ナポリタン」

これだ!以前から気になっていた「喫茶デンデン」。市民文化会館内にある喫茶店で、何度かのぼりを見かけては「いつか行ってみたい」と思っていたのだが、ついにその時が来た。寒い日に鉄板料理なんて、もう完璧すぎるタイミングではないか。

文化会館の中に入ると、コンクリート打ちっぱなしのモダンな空間が広がる。その一角に、猫のイラストが愛らしい木製の看板を発見。「喫茶デンデン」と書かれている。猫好きとしては、この時点ですでに好感度が上がる。

喫茶デンデン(新発田市民文化会館1階)

店内は清潔感があり、こじんまりとしているが居心地がいい。文化会館内という立地だが、ふらりと立ち寄れる温かな雰囲気だ。平日のお昼時、席の半分ほどが埋まっており、多くの方が鉄板ナポリタンを注文している。やっぱり人気メニューなんだな。

今日のお目当ては決まっている。迷わず「鉄板ナポリタン」(税込1,100円)をオーダー。サラダとドリンク付きで、ドリンクは食事と一緒でも食後でも選べるとのこと。私はホットコーヒーを食後にお願いした。

待つこと数分。まず彩り豊かなサラダが運ばれてくる。さっぱりとしたドレッシングで、これから来るナポリタンへの期待が高まる。

そして、ついに主役の登場。

「ジュー……ッ」

喫茶デンデンの鉄板ナポリタン(税込1,100円)

湯気がふんわりと立ち上り、思わず顔がほころぶ。赤茶色の木製のプレートに載った黒い鉄板。その上には、艶やかなオレンジ色のナポリタンがこんもりと盛られている。そして鉄板の縁には、黄色い卵がチラリ。

薄焼き卵状になった卵は、鉄板にくっつかずペロッと剥がれる。この卵、ただの演出じゃない。ナポリタンと一緒に食べると、ふわっとした食感がトマトの酸味を優しく包み込んで、まろやかな味わいになり、これは絶妙なバランス。

フォークを入れると、太めの麺がしっかりと絡んでくる。一口食べてみると、もちもちとした食感が心地いい。トマトの味が濃いめで、ほんのり酸っぱくて甘い。これ、まさに「昔ながらのナポリタン」。たっぷりとかかった粉チーズが、コクを深めてくれる。

具材は玉ねぎ、ピーマン、ウインナー。シンプルだけど、それがいい。ウインナーのジューシーさ、玉ねぎの優しい甘み、ピーマンのほろ苦さ。それぞれがちゃんと存在感を主張しながらも、全体として調和している。

そして何より、最後まで熱々なのが素晴らしい。ゆっくり味わっても、鉄板のおかげで冷めることがない。麺が焦げて鉄板にくっついてしまうこともなく、最後の一本まで美味しくいただける。寒さで冷え切っていた体が、じんわりと温まっていくのを感じる。

ああ、幸せ。外は冷たい雨が降っているけれど、もうそんなことすっかり忘れてしまいそう。

完食。お腹は満たされたけれど、不思議と「もっと食べたい」という気持ちになる。量が足りないわけじゃなくて、単純に「美味しかったからお腹がパンパンになるまで食べたい」という欲求。それくらい、満足度が高い一皿だった。

文化会館内という立地だが、わざわざ行く価値がある。寒い日の熱々の鉄板ナポリタン。体も心も温まる、新発田の隠れた名物に出会えた。

 

(編集部S)

 

【喫茶デンデン】
新潟県新発田市中央町4丁目11番7号(新発田市民文化会館1階)
営業時間 10:00~17:00
定休日 月曜日、第1・第3・第5火曜日
駐車場 新発田市役所本庁舎第3・第4駐車場が無料で利用可能

 

【グーグルマップ 喫茶デンデン】

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