栗山米菓、物流改革を通じた食品ロス削減 農水省の優良事例として掲載
株式会社栗山米菓(新潟市北区)が取り組む賞味期限の「年月表示」への変更などが、農林水産省の公式サイトで食品ロス削減に資する優良事例として紹介された。物流現場の負担軽減と環境負荷低減を両立させた取り組みとして評価された。
同社は、物流の人手不足が深刻化する「物流2024年問題」への対応や社会的責任を踏まえ、持続可能な流通体制の構築を進めている。従来、菓子業界で一般的だった賞味期限の「年月日表示」を「年月表示」に変更し、日付単位で行っていた在庫管理や出荷時のピッキング作業を簡素化した。2025年6月時点で、総出荷量の51%に年月表示を導入しており、ピッキング作業の軽減、在庫管理の簡素化、物流現場の負担削減につながった。

食品ロス削減に関する取組事例の公表(令和6年度)より
あわせて、積載のパレット化による積載率の向上で荷待ち荷役時間を3分の1に短縮。流通段階での廃棄ロスの削減につながっているという。
同社は今後、賞味期限年月表示の対象商品を増やしていくとともに、流通・小売業者との連携を強化する方針。物流効率化と社会課題の解決に貢献する企業活動を進めるとしている。
【関連リンク】
商慣習検討:農林水産省