【米の研究へ活用を】新潟ケンベイが新潟大学へ100万円を寄付、同社創業70周年を記念し

左から、新潟大学の西海理之農学部長、牛木辰男学長、新潟ケンベイの室橋聡代表取締役社長、久保田貴弘執行役員米穀部長
株式会社新潟ケンベイ(新潟市江南区)は1月28日、新潟大学(新潟市西区)へ100万円を寄付した。同社の創業70周年記念事業の一環で、寄付金はコメの育種や農村振興などの基礎研究に充てられる。
新潟ケンベイは米卸を中心に、小麦粉や大豆、食用油なども取り扱う企業。また、ガソリンや灯油、LPガスなどのエネルギー事業も展開している。2025年11月22日には創立70周年を迎え、昨年12月には県内の子ども食堂へ「お米券」を贈呈するなど、記念事業も行っている。
28日、新潟ケンベイの室橋聡代表取締役社長が新潟大学を訪れ、牛木辰男学長へ寄付金の目録を手渡した。また、新潟大学からは今回の寄付へ対する感謝状が贈呈された。なお、今回の寄付以前から新潟ケンベイは「新潟大学サポーター倶楽部」の会員として同大学を支援している。

新潟大学の牛木学長

新潟ケンベイの室橋社長
目録を受け取り、新潟大学の牛木学長は「新潟大学としては、コメは非常に大きなテーマ。今回いただいた寄付も大切に使い、活動を活発にさせていきたい」とコメント。また、「新潟大学は2024年度、文科省の地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)に選ばれ、特に『脳といのち』『食と健康』を柱に研究をさらに高めてこうとしてる。これからも、色々なところで新潟ケンベイとの繋がりがあると思う。これを機会に、長い目線での研究も一緒にできたら」と語った。
新潟ケンベイの室橋社長は「新潟大学には、暑さに強いコメの品種開発の実績がある。最近は夏の高温が続き、それに耐えうるコメや、作り手も減っているため生産性が高められる品種が求められている。そういった(生産者の)生の声を我々も吸い上げつつ大学へ繋ぎ、色々と相談して作っていくことができたら」と同大学の研究と協力に期待を示した。
また、「新潟県はコメの生産量で全国1位を誇り、『米どころ』として皆さん認知されているが、コメの消費量は少しずつ落ちてきている。コメの美味しさを皆さんに体験していただき、食文化をこの先も続けていけるよう、我々もコメをお届けしていきたい」と話した。
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