燕物産が台湾の見本市に初出展、主要カトラリー製品の台湾初販売と、体験型展示・ワークショップを実施

燕物産株式会社は、台湾・台北で開催される「之間-看見 IN BETWEEN VISIONS – 2026 燕三条工業與工藝文化交流展」に初出展する。Ten、Stilla、スマートスプーンなど主要製品の多くが台湾での初展示・初販売となるほか、本イベント限定商品や、職人の技や製造背景を体感できるワークショップ、海外初実施となる“五感で巡る”工場体験「ユニバーサルファクトリー」を通じて、燕三条のものづくりを製品と体験の両面から紹介する。
「之間-看見 IN BETWEEN VISIONS – 2026 燕三条工業與工藝文化交流展」は、燕三条地域の工業・工芸文化を紹介する国際的な交流展。「Art of Everyday Use(使うことの芸術)」をテーマに、製品そのものだけでなく、その背景にある思想や製造プロセス、使われ続けることで育まれる価値までを伝えることを目的としている。2026年で第3回目の開催。参加企業は18社。

写真提供:之間-看見 IN BETWEEN VISIONS 公式
燕物産は「匙屋に徹す」という企業理念のもと、口当たりや使い心地を徹底的に追求したカトラリーづくりを続けてきたメーカー。今回の展示では、フラッグシップシリーズ「月桂樹」をはじめ、新作「Ten」、グッドデザイン賞を受賞した「Stilla」、都内POPUPでも完売が続く「スマートスプーン」や「パスタフォーク」など、台湾では初めて紹介・販売される製品を多数出展する。製品の機能美とともに、その背景にあるものづくりの思想や文脈を訴求したい意向だ。

職人さながらに卓上研磨機で「艶消し」の体験ができる
会場では製品販売に加え、本イベント限定商品として、燕物産と「之間-看見 IN BETWEEN VISIONS – 2026」の両ロゴを刻印したカトラリーキーホルダーを販売。ブラインド方式で全3種類を展開し、両面にロゴを施した、本展示でしか手に入らない特別なアイテムとなっている。来場者にとって、展示体験の記憶を持ち帰る存在となることを意図している。
さらに会期中は、職人の技を体感できるワークショップも開催し、洋食器製造工程の一つであるサテン仕上げの一部を実際に体験してもらう。均一に美しく磨くことの難しさや、仕上がりに影響する繊細な感覚を通じて、ものづくりの奥行きや楽しさを感じてもらおうというのが目的。実際に手を動かす体験を通して、ひとつの道具が完成するまでに重ねられている工程や手間に思いを巡らせてもらおうという構成になっている。

“五感で巡る”工場体験「ユニバーサルファクトリー」で、燕市の工場を体感してもらおうという試み
本展示では、燕物産株式会社が2025年に燕三条地域のオープンファクトリーイベントで試験導入した“五感で巡る”工場体験「ユニバーサルファクトリー」を、海外で初めて実施する。工程見本に触れながら、音声ガイドを通して製造工程や現場の背景を学ぶことができる体験型コンテンツで、日本語・英語・中国語(繁体字)から言語を選択可能。
こうした取り組みは、海外の来場者に工場や製造工程を伝えると同時に、燕三 条地域のオープンファクトリーイベントへの関心につなげることも視野に入れてのものだ。