ツインバード、韓国最大級家電量販店と提携 「匠プレミアム」シリーズを現地販売へ

写真左:ツインバード代表取締役社長 野水重明氏(プレスリリースより)

株式会社ツインバード(新潟県燕市)はこのほど、海外成長戦略の一環として韓国最大規模の家電量販店の一つ「ロッテハイマート」とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。これにより、同社のプレミアム家電ブランド「匠プレミアム」シリーズが韓国市場で本格展開される。

協業の第一弾として、1月30日からロッテハイマート蚕室店(ソウル)に「ツインバード匠コーナー」を設置。日本国内で高い評価を受けている「全自動コーヒーメーカー(CM-D457KRB)」と「匠ブランジェトースター(TS-D486KRB)」の販売を、他店舗に先駆けて開始した。今後は同店を旗艦拠点として、年内に約20店舗への展開も予定している。

ツインバード

ツインバードは1951年創業。金属加工のまちとして知られる燕三条地域を拠点に、職人の技術や知見を家電で再現する「匠プレミアム」と、使いやすさを追求する「感動シンプル」の2ブランドを展開している。中期経営計画(2023~2025年)では東アジア・東南アジア市場の開拓を成長戦略の柱に掲げており、今回の提携もその一環となる。

今回投入した全自動コーヒーメーカーは、コーヒー抽出にこだわる専門家の監修のもと、低速臼式ミルや独自のシャワードリップ機構を採用し、ハンドドリップの味わいを全自動で再現するのが特徴。一方、匠ブランジェトースターは世界大会で優勝経験を持つパン職人と共同開発し、パンの種類に応じた火力制御で理想的な焼き上がりを実現する。両製品は日本国内でシリーズ累計約22万台を販売しているヒット商品だという。

ロッテハイマートは近年、高付加価値家電の強化と海外ブランドの直輸入に力を入れており、日本製の高品質家電への関心も高まっているという。ツインバードは同社の集客力とブランド力を生かし、「匠プレミアム」の価値を韓国の消費者に訴求するとともに、今後はベトナムやタイなど東南アジア市場への展開も視野に入れる。

燕三条発のものづくりブランドが、アジア市場でどこまで存在感を高められるか、今後の動向が注目される。

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