【負債総額3億7,300万円】創業50余年のタクシー会社「さくら交通」が破産へ

さくら交通のwebサイト(2026年2月12日)

東京商工リサーチ新潟支店によると、さくら交通株式会社(新潟市東区)は、2月9日、事業を停止した。今後、2~3カ月をめどに新潟地裁へ自己破産を申請する予定。負債総額は3億7,300万円。

同社は1972年8月に設立されたタクシー会社で、新潟市中央区、東区、北区、江南区を営業エリアに乗用車やジャンボタクシーによる運行を展開。電話予約のほか、新潟空港や新潟駅などのタクシー乗り場での待機営業にも対応していた。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用客が大幅に減少。コロナ禍が落ち着いた後も需要は十分に回復せず、さらにドライバー不足による稼働率の低下も重なった。加えて、売上減少に伴う固定費負担が重くのしかかり、2022年3月期に債務超過に陥っていた。

その後も業況改善には至らず、資金繰りが限界に達したことから、事業継続を断念。なお、新潟県内における新型コロナウイルス関連倒産は216件目となる。

 

【このほかの新潟県内の倒産ニュース】

【倒産情報】防水工事の有限会社建水舎が破産開始決定、競争激化で資金繰り限界に

【倒産情報】鋼構造物工事や鉄骨の製造・加工を手がける猪子場管財(三条市)が特別清算開始決定

新潟市内の4カ所全店を閉鎖、「中華麺食堂かなみ屋」のDIAMOND PROGRESSカンパニーが弁護士一任

こんな記事も