【本決算】株式会社遠藤製作所、増収も円安影響で減益

株式会社遠藤製作所
株式会社遠藤製作所(新潟県燕市)は2月13日、2025年12月期連結決算を発表した。売上高182億3,700万円(前期比4.7%増)、営業利益10億2,700万円(同33.6%減)、経常利益11億4,700万円(同28.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益6億円(同46.3%減)と増収減益となった。(100万円未満は切り捨て)。
当期は、新製品の開発による取引先の拡大や開発力の強化に取り組んだほか、日亜鍛工株式会社を新たに連結子会社化し、新市場の獲得を進めた。この結果、建設機械関連や発電用タービンブレードなど大型鍛造品の売上拡大が寄与し、売上高は堅調に推移した。一方で、円安の影響による仕入価格の高騰などが利益を押し下げた。
ファインプロセス事業の売上高は85億5,100万円(同7.3%減)、ゴルフ分野では鍛造ヘッドの需要が高まり出荷は堅調に推移したが、円安によるコスト増が影響した。
メタル事業の売上高は96億8,500万円(同18.3%増)。日亜鍛工株式会社の連結子会社化により新たな鍛造分野での受注を獲得し増収となったが、プロダクトミックスによる利益率の低下やタイでの最低賃金上昇に伴う費用増加が利益を圧迫した。
2026年12月期の連結業績予想は、売上高210億円(前期比15.1%増)、営業利益11億5,000万円(同12.0%増)、経常利益12億5,000万円(同8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(同66.4%増)を見込む。