【キシャメシ】しばたオイスターバー参戦、一番人気の夢コラボ「牡蠣入り麻婆麺」がキシャの心を溶かす(中国菜館 萬福)

牡蠣が1年で最も美味しい時期に開催される「しばたオイスターバー」今年は市内35店舗が参加
新潟のメシ界隈でこの時期(2月)と言えば「しばたオイスターバー」である。
新発田市の料理人たちが、兵庫県赤穂市坂越湾で水揚げされる新鮮な牡蠣を取り寄せ、腕によりをかけたオリジナルメニューを提供する期間限定のグルメイベント。13回目となる2026年は35店舗の飲食店がエントリーしている。赤穂浪士が結ぶ「新発田藩と赤穂藩の縁」(わからない人は「堀部安兵衛 出身」で検索)が、300有余年の歳月を超えて美食祭に繋がっている、その趣向が面白い。
コンセプトも確かに面白いのだが、なにせこの赤穂牡蠣の味覚がとにかく極上。それほど大ぶりではないが、プリっとして凝縮感がある濃厚な旨味。和洋中、どのジャンルにも魅力を発揮する最高の食材。記者はこれを味わいたくて、毎年2月は2~3回と新発田に足を運ぶようになった。ちなみに赤穂市の方では新発田産のアスパラを使ったグルメイベントが行われているらしい。

「中華菜館 萬福」(新発田市)は普段でも昼時には順番待ち必至の人気町中華
「しばたオイスターバー」では、これまで幾多の店舗を訪れたが、記者はその中でも「中華菜館 萬福」を推したい。この店で恒例となっているのが、この時期しか食べられない「牡蠣入り麻婆」。聞いたか?おい、牡蠣+麻婆でっせ。会いたくて会いたくて震えるだろ?これがオイスターバーの中でも無類の人気を誇り、この時期は何曜日に行っても順番待ち必至だ。
普段も新発田の萬福は超が付く人気の町中華。BS-TBSの人気番組「町中華で飲ろうぜ」も収録に訪れた(近日放映予定らしい)という程の実力店。そんな萬福の珠玉の麻婆に、赤穂の極上牡蠣が大胆に投入されるというから、捨て置けるはずがあろうか。
「牡蠣入り麻婆」(税込1,800円)は、麻婆麺、麻婆飯、麻婆焼きそば、麻婆揚げそばとバリエーションが4種類。これまで飯と焼きそばは食べたことがあったが、大看板の麻婆麺はどういうわけか食べていなかった。今日は行きまっせ。20分待ちの末カウンター席に通されるや否や、牡蠣入り麻婆麺をオーダー。

新発田市内35店舗で赤穂牡蠣のメニューが食べられる
今年、赤穂の牡蠣は歴史的な不漁だったようだ。ここにも温暖化による異常気象の影響があったのか。貴重な赤穂牡蠣、心していただきたい。
ややあって着丼。よっしゃー、今年も来ましたよ。麻婆に覆われていながらもブリンとした赤穂牡蠣がゴロゴロ顔をのぞかせる圧倒的ビジュアル。これを前にして何秒我慢できるというのか。

「牡蠣入り麻婆麺」(税込1,850円)。昼飯にこの額を投入しても全然惜しくない至極の味わい
まず麻婆スープから。ああ、辛い上に深い旨味。中華の清湯ベースでそれを四川風麻婆豆腐が覆うオーソドックススタイルなのだが、牡蠣の出汁がしみてるわ、これ。美味過ぎて、ちょっと引くくらい。続いて麺をがばっとつかんで一気にすする。麺が牡蠣がしみた極上麻婆を連れてくる、連れてくる。たまらんな、これ。

どーよこれ、麻婆+極上牡蠣の融合
そしてお待ちかねの赤穂牡蠣をレンゲで。そうそう、このサイズ。小ぶりだが見るからにBling-Bang-Bang-Bornなボディ、これを一口で行く。濃厚な海のミルクが口中に広がる。濃いねえ、旨味が…ホントぎゅっとなってるんよ。麻婆みたいな強い味付けの中で、どれだけ抗って牡蠣の旨味を放出してくるというのか。並みの痩せ牡蠣なら、きっと負けてるな、麻婆に。豆板醤の辛みとも相性が良い。「この味を知ってしまったら」という、まさに禁断のコラボだ。

牡蠣の旨味がしみ出た極上麻婆スープを連れてくる麺

このブリブリ牡蠣がふんだんに埋蔵されている。味わいは濃厚!
スープの中をひっくり返しながら数えると、この濃厚赤穂牡蠣がなんと7粒も入っているじゃあないか!一心不乱とはまさにこのこと、わき目も降らずに一杯完食するキシャ。大満足だぞ、これ。食後にいただいたジャスミン茶が沁みるぜい。
しばたオイスターバーでは、この萬福の「牡蠣入り麻婆」のほかにもカフェご飯やイタリアン、居酒屋メシなどで赤穂牡蠣メニューがふんだんに披露されている。期間は2月1日~3月8日。1年のこの時期にしか味わえないオイスターパラダイスを堪能しに、読者も新発田市へ足を運ばれたし。
(編集部I)
【中華菜館 萬福】
新潟県新発田市御幸町2丁目4−5
営業時間 11:30~13:30 17:30~20:30
定休日 毎週水曜、第2木曜
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