【地域ブランドの底力】佐藤食肉が展開する「あがの姫牛」、直販モデルで年間売上9億6,000万円を達成

株式会社佐藤食肉 ブランド牛「あがの姫牛」の2025年度年間売上が9億6,000万円に到達(プレスリリースより)

株式会社佐藤食肉(新潟県阿賀野市)はこのほど、自社で展開するブランド牛「あがの姫牛」の2025年度年間売上が9億6,000万円に達したと発表した。同社は2026年度に売上15億円規模を目標に掲げており、直販強化と県外展開を進める方針を示した。

あがの姫牛は、黒毛和牛とホルスタインを掛け合わせた交雑種で、2016年に誕生。「日常に寄り添う牛肉」をコンセプトに、赤身の旨みと適正価格の両立を実現し、生産規模は当初の約5倍に拡大した。

販売戦略として、阿賀野市の農家など約20名と連携した体験価値の提供や、地域飲食店100店舗以上の「アンカーシェフ」との連携、自社販売に絞った直販モデルを展開。2025年度はEC売上が伸長し、県外顧客比率も拡大した。

ブランドは阿賀野市の企業4社で結成した「あがの衆」が立ち上げた。食品副産物を活用した発酵飼料の導入や牛の堆肥を地元農地へ循環させる耕畜連携モデルを構築しており、2020年には「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」ビジネス部門に選定されている。

同社は今後、県外販路の拡大とEC強化による全国展開に着手する方針を示している。

 

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佐藤食肉 note「なぜ、「新潟」ではなく「あがの」だったのか。 年間売上9.6億円を生んだブランド牛が選んだ超・地元密着の決断。」

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