北越高校と新潟青陵大学・短大が高大連携協定 探究学習や進路指導で教育交流

高大連携協定を締結し、協定書を手に記念撮影する新潟青陵大学の木村哲夫学長(左)、北越高校の灰野正宏校長(中央)、新潟青陵大学短期大学部の菅原陽心学長(右)
北越高校(新潟市中央区)と新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部(同)は3月10日、新潟青陵大学で高大連携協定の締結式を行った。高校教育と大学教育の連携を強化し、生徒の学びの深化や進路意識の向上につなげることを目的とする。締結式には、学校法人新潟青陵学園の関係者や北越高校の教職員らが出席した。
高校の「総合的な探究の時間」を含む学習への大学の教育研究資源の活用、大学の教育研究活動や公開講座への高校生の受け入れ、進路指導や大学入学者選抜に関する情報交換などに取り組む。双方が教育交流を進めることで、生徒の学習意欲や目的意識の向上を図る。

学校法人新潟青陵学園の篠田昭理事長

新潟青陵大学の木村哲夫学長
新潟青陵大学短期大学部の菅原陽心学長
新潟青陵大学の木村哲夫学長は「これまでも北越高校から多くの生徒が進学しており感謝している。今回の連携を通じて結びつきをさらに深め、新潟を担う人材をともに育てていきたい」と述べた。
また、新潟青陵大学短期大学部の菅原陽心学長は、地域とともに歩む大学として教育の連携を強化する意義を強調し、「高校、短大、大学が情報を共有しながら教育内容をさらに発展させ、地域に貢献できる人材育成につなげていきたい」と語った。

北越高校の灰野正宏校長
北越高校の灰野正宏校長は「本校では主体的に行動できる人材の育成を掲げている。大学の専門分野の知見に触れることで、生徒の学びへの関心を高めるとともに、教員にとっても新たな学びの機会となる」と期待を示した。
協定の期間は2028年3月31日まで。今後は探究活動への支援や大学の教育研究資源の活用などを通じて教育交流を進めていく。

高大連携協定を締結した北越高校と新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の関係者
締結式後、弊誌の取材に応じた新潟青陵大学の木村学長は「高校生が大学の研究や教育に直接触れる機会は大きな刺激になる。大学としても地域の若者に学びの場を広げ、新潟の地域社会を支える人材を育てていきたい」と話した。
続いて北越高校の灰野校長は「インターネットで情報を得ることが当たり前の時代だからこそ、実際の体験が重要だ」と強調。「調べることはネットや本でもできるが、そこから一歩進んで大学に出向き、直接聞いたり見たりする体験が、生徒に大きな影響を与える」と述べ、大学との連携を通じて生徒の学びを深めたいと語った。
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