【公園が充電スポットに】明和工業、太陽光発電付き休憩所を開発 スマホ400台分充電可能

画像提供:明和工業株式会社
水インフラ関連製品を製造する明和工業株式会社(新潟市西蒲区)は、太陽光発電と蓄電機能を備えた屋外設備「ソラテラス」「ソラレスト」を開発し、3月11日から販売を開始した。公園や観光地などに設置し、スマートフォンや電動モビリティの充電が可能な、滞在できるエネルギー拠点として活用を想定している。
同製品は屋根部分に太陽光パネルを設置し、発電した電力を蓄電池に蓄える仕組み。平時は休憩所や充電スポットとして利用できるほか、停電時など災害時には地域の電源確保にも活用できる「フェーズフリー」の設備となっている。

ソラテラス(画像提供:明和工業株式会社)

ソラレスト(画像提供:明和工業株式会社)
ラインナップは2種類。「ソラテラス」は最大出力360ワットで、満充電時にはスマートフォン約120台分の充電が可能。「ソラレスト」は両面パネルを採用し最大出力3,300ワットで、約400台分のスマートフォン充電に対応する。
設置場所は都市公園や観光地、キャンプ場、河川敷、スポーツ施設などを想定。電源設備が整備されていない屋外空間でも利用でき、地域の交流拠点やにぎわい創出にもつながる設備として展開する。
明和工業は水管橋など水インフラ関連製品を製造してきた企業で、災害現場で仮設配管を供給する中で「水より先に電気で困る現場」を多く見てきた経験が開発の背景にあるという。同社では、休憩施設を超えた“機能する公共インフラ”として屋外拠点を提案し、再生可能エネルギーの活用による脱炭素社会の実現にも貢献したいとしている。
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