【キシャメシ】なんだこのうまさは! 完飲必至の凝縮スープとほろほろ肉の牛肉麺 台湾料理店「ルーロ」

この日はJR新潟駅の近くで取材。さて、今日の昼飯はどこにしようかと歩いていると、台湾料理店「Lu Rou(ルーロ)」の看板が目に入った。場所は、JR新潟駅から徒歩10分ほどの新潟市中央区春日町。2025年10月にオープンした店で、その噂はすでに耳にしており、気になっていた一軒である。

店内は、全17席ほどのこじんまりとした空間で、まるでカフェのようなおしゃれな雰囲気だ。カウンターとテーブル席があり、おひとりさまでも居心地がよい。

席に着いてメニューをひらくと、目に飛び込んできたのが限定15食の牛肉麺セット(2,000円)。限定という言葉に弱いのは、記者も人の子。迷わず注文した。牛肉麺単品は1,350円だが、小鉢3品、ネギ餅、デザート、台湾茶まで付くというのだから、これはセット一択だろう。

ほどなくして運ばれてきた牛肉麺。丼からふわりと立ち上る香りが、すでにうまそうだ。

主役の牛肉には、新潟のブランド牛「あがの姫牛」を使用。じっくり煮込まれているのだろう、箸を入れるとほろりと崩れる。口に運ぶと、牛肉のうまみがゆっくりと広がる。なるほど、これはうまい。

スープは塩ベース。見た目はすっきりしているが、飲んでみると牛のだしがしっかりと効いていてコクがある。レンゲを口に運ぶたびに「もう一口」となり、最後まで飲み干しそうな勢いだ。

麺はつるつる、もはや「とぅるっとぅるっ」と言いたくなるほどののど越しで、しっかりとコシがある。ラーメンとも、うどんとも違う独特の食感がまた面白い。麺をすすり、牛肉をつまみ、またスープを飲む。気づけば、黙々と食べていた。こりゃうまい!

セットの小鉢やネギ餅も、どれも手を抜いていない。ひとつひとつが丁寧に作られているのが分かる。こういう店は信用できる。食後にはデザートと台湾茶。この日のデザートはトリュフチョコレートだったのだが、このトリュフの上に散らしてあるみかんパウダーまでもお手製とのこと。

取材の合間の昼ごはんとしては、なかなか贅沢な時間だった。

実はキシャ……あまりのおいしさに、すぐにリピートしたのである。二度目の来店時に注文したのは蝦仁(エビ)水餃子セット(1,750円)。こちらは水餃子に小鉢3品、スープ、ご飯、デザート、台湾茶が付く。(単品900円)

この水餃子、皮から手作りとのこと。もちもちの皮の中に、プリプリのエビ。かむとジューシーなうまみが広がり、つるんとした食感が心地いい。こちらも箸が止まらない。これも数量限定で、なくなり次第終了。手作りならではだ。

セットに付いていた薬膳スープもこれまた滋味深い味わいで、シェフのレベルの高さに驚くばかりである。

店を切り盛りするのは台湾出身のチョウ・コンリンさん。日本食を学ぶため台湾から来日し、東京・広尾や西麻布の有名寿司店、新潟の人気寿司店などで修業を積んだ料理人だ。新潟で本格的な台湾料理を伝えたいとの思いから、この店を開いたという。

取材の合間にも気さくに声をかけてくれる柔らかな人柄が印象的だったが、料理を食べれば腕の確かさはすぐに分かる。

そしてこの春からは、夜営業もスタートする予定だという。昼は台湾料理を中心としたランチ、夜はこれまでの寿司修業の経験を生かし、寿司と料理を組み合わせたメニューを提供する予定とのこと。

取材の合間の昼飯のつもりが、思いがけず満足度の高い一食に出合った。春からは夜の顔も加わるという「ルーロ」。次は夜に訪ねてみたい。

(記者A)

 

Lu Rou(ルーロ)
新潟市中央区春日町3-4
050-1792-5656
営業時間 11:00~14:00、14:30~17:00(14:30~カフェタイム)
休み 日曜、祝日
駐車場 なし

 

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【Google マップ Lu Rou(ルーロ)】

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