桜の季節、各地で入学・入社式が開催 地域経済や産業にも新たな動き この1週間の新潟の主なニュース

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今週の新潟県内は、年度末・新年度を迎え、各地で入学式や入社式が開催された。また、まちづくりや地域経済にも新たな動きが見られた。
桜が開花し、新年度もスタート

高田城址公園、高田城三重櫓を背景にした桜
4月に入り、全国で桜の開花が進んでいる。3日には上越市の高田城址公園では観桜会が開幕した。約4000本のソメイヨシノが咲き誇る同イベントは「日本三大夜桜」の一つとして知られ、多くの来訪者を見込む。春の観光シーズンの本格化を象徴する動きとなった。
桜の開花とともに、新年度も始まった。2日には新潟国際情報大学(新潟市西区)で入学式が行われ、284人が新たに入学した。同学の越智敏夫学長は式辞の中で「大学で最も大切なのは自分でものを考えること。高校までのように教わるだけでなく、自ら価値判断を行い、絶対的に見えるものさえ疑い学びを深めてほしい」と、自ら考える力の重要性を新入生へ伝えた。
大学・教育関連ではもう1件、新潟大学で初開催されたGPTsコンテストが注目を集めた。コンテストには25チームが応募し、課題解決型のAIツールを競い合った。学生が単にAIを利用するだけでなく、課題解決のために設計・実装する力を養うことを目的としている。

新潟国際情報大学の入学式

新潟大学GPTs制作コンテストの様子
まちづくりや地域経済にも新たな動き

BP2
一方で、地域経済や産業の面でも新たな動きがあった。
3月30日、新潟交通が新潟市中央区万代の商業ビル「BP2」をNHネクストへ売却することを発表した。譲渡価格は20億2,600万円で、万代シテイの価値向上に向けた新たなパートナーとの連携が狙い。所有権移転後も施設名称は維持され、エリア全体の再活性化に向けた動きとして注目される。
新発田市では3月27日、閉校した小学校を改修したシェアオフィス「キネス本田」がオープンした。約25室を備え、すでに高機能キノコの研究やイチゴの室内栽培、スマート農業の推進に関する企業が入居するなど、遊休施設の利活用とビジネス創出の場として期待がかかる。
また、4月3日には新潟県とオイシックス・ラ・大地が「食」と「スポーツ」を軸とした包括連携協定を締結した。県産農産物の販路拡大やスポーツ振興、情報発信の強化を進めるもので、食品EC事業者との協定は県として初の試みだ。

キネス本田、オープニングセレモニーの様子

左から、新潟県の花角英世知事、オイシックス・ラ・大地の髙島宏平代表取締役社長
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【学生がAIで課題解決】新潟大学でGPTsコンテスト「Future Makers GPTs Challenge」を開催 最優秀は「SAマッチング」
【特集】地域の魅力と、地域の未来を支える人々

2027年夏の暫定開通が待ち遠しい国道289号「八十里越」
今週のにいがた経済新聞では、地域の魅力や、地域の未来を支える人に焦点を当てた特集記事も掲載された。
国道289号「八十里越」。長らく「幻の道」と呼ばれてきた同ルートは、2027年夏の暫定開通が見込まれており、歴史や自然、沿線の風景をたどる旅の価値があらためて注目されている。

新潟市民病院(新潟市中央区)医療ソーシャルワーカーの宮山さん
新潟市民病院で働く医療ソーシャルワーカー・新潟青陵大学卒の宮山流和さんに迫る特集も掲載した。患者やその家族の不安に寄り添い、退院後の生活まで見据えた支援を行う専門職の役割を追った。
また、2月26日に掲載した特集、「事業者に義務化された「合理的配慮」とは? 障害者差別解消条例の制定から約1年、当事者と現場の声から探る実践と考え方」の動画版も今週公開した。「新潟県障害を理由とする差別の解消の推進に関する条例」の制定から1年。共生社会の実現へ向け、事業者に求められることとは。
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【特集・動画あり】事業者に義務化された「合理的配慮」とは? 障害者差別解消条例の制定から約1年、当事者と現場の声から探る実践と考え方
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