新潟駅バスターミナルで視覚障害者の移動を支援 音声アプリ「ナビレンス」の社会実験が開始

ナビレンス

視覚障害当事者が実際にナビレンスを利用しているところ(プレスリリースより)

特定非営利活動法人 障害者自立支援センターオアシス(新潟市西区、以下オアシス)は3月より、株式会社メジャメンツ(東京都中央区)のサポートを受け、新潟駅バスターミナルにおいて視覚障害者などの移動支援を目的とした次世代音声コード「ナビレンス」を活用した社会実験を開始した。

「ナビレンス」はスペインで開発された、視覚障害者などの移動を助けるスマートフォンアプリ。施設内の各所に掲示された専用の「ナビレンスコード」をカメラで読み取ることで、目的地の内容や方向、現在地からの距離などの情報を音声で案内する仕組みとなっている。従来のQRコードとは異なり、ピントを合わせる必要がなく、数メートル離れた場所や角度のある位置からでも瞬時に読み取れるのが最大の特徴だ。

バス停

ナビレンスが設置された新潟駅バスターミナルの様子(プレスリリースより)

今回の実験では、バスターミナル内にある1番から18番までの乗り場案内や時刻表情報を音声で取得できる環境を整えた。これにより、視覚障害者が一人で移動する際の不安を軽減し、行動範囲を広げる効果が期待されている。また、物理的な点字ブロックを補完する「情報のユニバーサルデザイン」としての定着を目指す。

本ツールは視覚障害者だけでなく、車椅子利用者や外国人旅行客など、移動に困難を感じる多様な人々にとっても有効な案内手段となることが期待されている。

オアシス代表の小島氏は「新しくなったターミナルの広さと構造の変化に、視覚に障害のある方や高齢者は不安を感じてしまう。誰もが迷うことなく、笑顔で歩ける新潟駅を目指してこれからも全力を尽くす」とコメント、テクノロジーの活用で不慣れな環境でも誰もが円滑に移動できる仕組みを検証していく。

 

【関連リンク】

新潟駅バスターミナルにおける「ナビレンス」を活用した 移動支援社会実験が開始 |株式会社メジャメンツ

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