【滞在中に執筆】吉本ばなな新作「砂山」出版 カーブドッチ企画「ライターズ・イン・レジデンス」第2弾

吉本ばなな「砂山」(画像提供:株式会社カーブドッチ)
株式会社カーブドッチ(新潟市西蒲区)は、作家・吉本ばなな氏による書き下ろし小説「砂山」を4月1日に出版した。
この作品は、同社が運営するワイナリーを舞台に、作家が滞在して執筆するプロジェクト「ライターズ・イン・レジデンス」の第2弾。第1弾として原田マハ氏の作品を刊行しており、継続企画として展開している。
「砂山」は、人とのつながりをテーマとした物語で、ワイナリーでの体験を通じて主人公が気づきを得ていく内容。装丁は本庄浩剛氏、編集は幅允孝氏が手がけた。
判型は文庫サイズ(110ミリ×155ミリ)、価格は1,760円(税込)。同社が発行・販売を担う。
「カーブドッチ ライターズ・イン・レジデンス」とは
ひとりの作家がカーブドッチに滞在し、この地を舞台とした物語を書き上げ、カーブドッチが出版・装丁デザイン・販売を行うプロジェクト。
日本海に沿ってのびやかに横たわる角田山の麓、広大なぶどう畑に囲まれたロケーションに、訪れた人がワイン造りの現場に触れ、ワインを愉しみ、豊かな時間を過ごせる場所。そこで紡がれる物語。
いつでもゆっくりできるよう、「ヴィネスパ」と「トラヴィーニュ」という2つの宿泊施設を用意。館内には、4000冊の本がいたるところに並んでおり、自由に手に取って購入することもできる。

カーブドッチの温泉(カーブドッチのサイトより)
ライターズ・イン・レジデンス第二弾 吉本ばなな著『砂山』
-しばらく会わないと何かが足りないと思う。そういう人がいること自体が喜びなんだ。
両親を亡くしたという共通点のある青年ふたりの物語。人が人を好きになることに決まりはなく、愛のかたちは様々だ。主人公は砂地の土壌でぶどうを育てるワイナリーで大切なことに気付く。
装丁デザインは、今回もブックディレクターの幅允孝。タイトルから連想される「儚さ」「優しさ」「緩やかさ」を表紙の色合いで表現する。
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