セイヒョーが2026年2月期通期決算を発表、富山工場改修で利益面圧迫もアイスクリームの新商品好調で増収

株式会社セイヒョー
株式会社セイヒョー(新潟県新潟市北区)は4月10日、2026年2月期通期決算を発表した。
当期は売上高が47億9,600万円(前年比6.9%増)、営業利益が3,500万円 (同63.2%減)経常利益 5,400万円 (同55.6%減)、当期純利益 1,100万円(同 90.3%減)となった。
当期は2025年10月31日付で森永北陸乳業株式会社富山工場の生産設備を含む資産を取得するなど生産能力増強を目的とした戦略的投資を行った。富山工場は当社グループにおける生産の中核を担う拠点として、安定的な製品供給と事業基盤の強化に寄与させていく方針だ。一方で、富山工場の取得に伴い、安定稼働に向けた設備の改修や試運転に係る費用が発生したことから、一時的にコストが増加。原材料価格や物流コストの上昇、エネルギーコストの高止まりや人件費の高騰といった製造コストの上昇が続いているほか、運搬保管料等の販管費もあいまって利益を大幅に圧迫した結果、営業利益は前年比63.2%減と大幅な減益となった。
その反面、主力となるアイスクリーム部門の売上高は、3,534百万円(前期比10.4%増)と堅調に推移。自社製品においては、強みである氷菓を中心に好調を持続。かき氷カップに加え、前事業年度に発売したヨーグルト風味アイスバーやカフェオレ風味アイスバーが堅調に推移したほか、当事業年度には「Marone(マロネ)」シリーズに加え、グレープフルーツ氷バーやピーチ氷バーなどの新商品を発売するなど、商品ラインアップの拡充が功を奏した。OEMも堅く推移した。
今後については、主力のアイスクリーム部門において、富山工場が通年で寄与することにより、生産体制の強化を通じたOEM需要の取り込みが進むとともに、主力製品であるかき氷カップを中心とした売上拡大を見込まれる。自社製品においては、「Marone(マロネ)」シリーズのラインアップ拡充を含む新商品の投入により、ブランド認知の向上も図られ、収益の面では明るい兆しが見られる。
同社では、2027年2月期通期業績予想について、売上高60億円(前期比25.0%増)、営業利益1億2,600万円(前期比256.1%増)、経常利益1億2、600万円(前期比131.0%増)、当期純利益9,500万円(前期比
727.7%増)と見込んでいる。
