糸魚川の杉から生まれたクラフトジン「SANKA」がアジア最大級の品評会で最高金賞を受賞

糸魚川杉クラフトジン「SANKA」

糸魚川杉を使用したクラフトジン「SANKA」 左から100ミリリットル 1,848円(税込)
500ミリリットル 6,600円(税込)

糸魚川商工会議所は5月19日、同会議所内のプロジェクトで開発された地元森林資源活用のオリジナルクラフトジン「SANKA」が、酒類品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2026」の洋酒部門において、最高金賞を受賞したと発表した。

同品評会は、国内外から優れた酒類が出品されるアジア有数の品評会で、出品されたジン126点のうち最高金賞に選出されたのは「SANKA」を含む13点のみだった。

同商品は、糸魚川産の杉材を製材した際に生じたチップをベースに、隣接する長野県小谷村で採れた朴葉、ジュニパーベリー、ベチバーの4つのキーボタニカル(主軸となる植物原料)をブレンドしている。口に含んだ瞬間に爽やかな杉の香りが広がり、森林浴をしているかのような安らぎを感じさせる味わいが特徴だという。価格は100ミリリットルが1,848円(税込)、500ミリリットルが6,600円(税込)。

 

SANKA

森林浴をしているかのような安らぎを感じさせる味わいが特徴(公式サイトより)

新潟県糸魚川市は、輸入木材の台頭などにより森林資源の活用が進まず、山林の荒廃や持ち主不明の森が増加するといった課題に直面している。こうした状況を打破するため、伐採や製材の過程で廃棄されていた杉の枝葉や、商品価値の低い木材チップに新たな価値を吹き込むことを狙いとして企画された。

企画を主導した「緑でつなぐ未来創造会議(3M)」は、糸魚川商工会議所が約8年前に立ち上げた「糸魚川産業創造プラットフォーム」の研究会の一つ。森林資源に関わる地元の建設業者や森林組合など約20の企業・団体が参加し、産官学が一体となって活動している。

3Mでは、この受賞を機に、「SANKA」で地域資源の発信・認知拡大を推進するとともに、再評価を通じて地域の誇りにつなげたい考えだ。

 

【関連リンク】

糸魚川の森林資源で地域経済循環をつくる。緑でつなぐ未来創造会議/3M

クラフトジン「SANKA」|緑でつなぐ未来創造会議(3M)

こんな記事も