【倒産情報】佐渡の老舗ホテル「両津やまきホテル」運営の山口が破産開始決定 負債総額は約15億円

東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社山口(旧:やまきホテル株式会社、佐渡市秋津66、設立1956年2月14日、資本金1,500万円、山口美津江社長)は4月30日、新潟地裁佐渡支部より破産開始決定を受けた。負債総額は約15億円が見込まれる。
同社は「両津やまきホテル」の運営会社として、1979年に佐渡島内で初めてコンベンションホールを擁する9階建てホテルを新装オープンした。加茂湖を一望できる眺望やこだわりの料理などで、1993年3月期には22億6,395万円の売上高を計上していた。
しかし、佐渡島内への観光客の減少や競争激化による宿泊料金の引き下げなどにより、その後の売上高は減少傾向をたどった。採算面でも厳しい状況が続き、所有不動産には差押登記なども設定された経緯があった。さらに、インバウンド需要の低下やコロナ禍による集客低迷も重なり、2021年3月期の売上高は約5,000万円にまで落ち込み、2022年1月27日付で事業を停止していた。
2025年10月には本社不動産などを他社へ譲渡しており、同社は破産による整理に至った。
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