【20歳代男性が518万円被害】「資金調査が必要」警察官装う特殊詐欺

妙高警察署
妙高警察署は7月21日までに、上越市内に住む20歳代男性が特殊詐欺(ニセ警察詐欺)の被害に遭い、現金合計518万円をだまし取られたと発表した。現在、被害届を受理し、捜査を進めている。
警察によると、被害者は7月10日、勤務先にいた際、姫路警察を名乗る男からスマートフォンに「事件を捜査中です」「逮捕した主犯格の自宅からあなた名義の銀行のカードが発見された」「これから姫路警察に来れますか」などと電話を受けた。被害者が「遠いので行けない」と答えると、「捜査員に代わる」と言われ、SNSのビデオ通話に切り替わったという。
その後、捜査員を名乗る男が警察官の制服姿で現れ、警察手帳を見せたほか、「詳しい捜査をしなければならない」「逮捕状と凍結差押許可状が発行されている」などと説明し、許可状の画像をSNSで送信した。さらに、検察官を名乗る男から「身の潔白を証明するためには資金調査の手続きが必要です」「紙幣番号と識別番号を調べれば、犯人と取引があったか分かる」などと言われ、指定された口座に現金計518万円を振り込み、だまし取られた。
その後、不審に思った被害者が警察に相談し、被害が判明した。
警察は「警察官が逮捕状を郵送したり、ビデオ通話で逮捕状を見せたりすることはない。また、現金の振り込みを求めることもない。これらは全て詐欺であり、このような電話があった場合はすぐに電話を切ってほしい」と注意を呼びかけている。