【「元証券マンが教える投資」動画が入り口】上越市で特殊詐欺被害が発生

上越警察署

上越警察署は7月23日までに、上越市在住の60歳代男性がSNS型投資詐欺の被害に遭い、現金約807万円をだまし取られたとして届け出を受理し、捜査している。

警察によると、男性は2026年3月13日、自宅で動画共有サイトを閲覧中に「元証券マンが教える投資」という動画に興味を持ち、アクセスしたサイトでSNSの友達登録をした。その後、SNSで投資家やアシスタントを名乗る者らとやり取りを重ねる中で、「投資会社と提携して個人投資家ではできない取引ができる」「個人投資家では出せない利益が出るため必ず儲かる」「投資終了後に利益の15%を手数料として支払ってもらう」などと勧誘され、投資プランへの参加を決めた。

男性は指示に従って投資用アプリをインストールし、3月14日から6月9日までの間に、指定された口座へ計412万円を送金した。

その後、アプリ上では6月19日までに5,000万円以上の利益が表示されたことから、手数料として34万5,000円を請求され、7月3日に上越市内で証券会社の社員を名乗る男へ現金345万円を手渡した。

さらに、7月6日、男性が利益を引き出そうとしたところ、「手数料が必要」として約50万円の送金を求められ、指定口座へ振り込んだ。

しかし、利益が入金されなかったことから不審に思い、警察に相談して詐欺被害に気付いた。被害総額は約807万円に上る。

警察は、「必ず儲かる」とうたう投資話は詐欺を疑うことや、SNSを利用した投資話や専用アプリのインストールは慎重に検討し、会社の実在を確認すること、手数料などの送金前に家族や知人、警察へ相談するよう呼びかけている。

こんな記事も