【Q1決算】ヨネックス、第1四半期は増収増益 アジアや欧州が伸長

ヨネックス株式会社新潟工場
ヨネックス株式会社は8月10日、2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結決算を発表した。
売上高は454億6,800万円(前年同期比14.1%増)、営業利益は68億6,700万円(同9.4%増)、経常利益は70億9,600万円(同19.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は55億9,000万円(同31.9%増)となり、増収増益だった。
各地域でスポーツ市場が堅調に推移する中、国際大会での契約選手の活躍を背景に製品への注目が高まった。バドミントンではアジアやヨーロッパなど幅広い地域で競技の広がりが続き、テニスではラケットに加え、ウェアやシューズなど用品全体への関心も高まった。原材料価格の上昇などで売上総利益率は前年同期を下回ったが、増収効果で売上総利益が増加。広告宣伝費や人件費などの増加を吸収した。円安による為替換算や為替差益も業績を押し上げた。
スポーツ用品事業の売上高は452億6,200万円(同14.2%増)、営業利益は65億8,100万円(同14.4%増)。日本は売上高174億8,100万円(同12.5%増)、営業利益22億4,800万円(同19.9%増)だった。国内のバドミントン用品が前年同期の高水準を上回ったほか、海外代理店向け販売がアジアやヨーロッパを含む幅広い地域で増加した。
アジアは売上高237億1,400万円(同16.1%増)、営業利益40億9,800万円(同17.0%増)。中国でバドミントン用品の需要が底堅く推移し、ウェアやバッグなども伸長した。ヨーロッパは売上高18億5,100万円(同23.3%増)、営業利益2億2,400万円(同161.4%増)と大幅な増益となった。一方、北米は売上高22億1,500万円(同1.4%増)、営業利益900万円(同96.6%減)。マーケティング投資強化に伴う広告宣伝費や人件費の増加が利益を圧迫した。
スポーツ施設事業は売上高2億500万円(同1.3%減)、営業利益4,100万円(同21.4%減)。ヨネックスカントリークラブの入場者数が前年同期をわずかに下回ったほか、コース管理に伴う消耗品費や施設修繕費などが増加した。
同社は最近の業績動向を踏まえ、2027年3月期の連結業績予想を修正した。通期では売上高1,810億円(前期比10.6%増)、営業利益189億円(同14.2%増)、経常利益191億円(同17.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益142億円(同17.4%増)を見込む。