【年々早まる新卒就活戦線】プライムアシスタンス新潟センターが2027卒向の内定者懇親会を開催、28卒向けオープンカンパニー募集も開始

プライムアシスタンス新潟センターで開かれた27年卒向けの内定者懇親会。27卒の就活戦線はこの時期で既に最終盤を迎え、28卒の就活がスタートしている

「大学生の就職活動スタートが年々早期化した」と言われて久しいが、直近3年ではさらに拍車がかかっている状況だ。

リクルート・就職みらい研究所の調査では、大学生の3月1日(政府が定める採用広報解禁日)時点の就職内定率(内々定を含む)は上昇の一途。2023年卒では22.3%だったものが2024年卒で30.3%、2025年卒で40.3%となり、直近の2026年卒では48.4%。わずか3年間で22.6%→48.4%と2倍以上になり、採用広報解禁の時点でおよそ半数が内定を獲得するようになった。「3月から会社を探し始める」という従来型の就活像とは隔世の感である。

内閣官房がまとめた資料によれば、学生の約7割がインターンシップ等に参加し、参加は大学3年生に当たる卒業前年度の7月から本格化するという。つまりインターンや仕事体験、オープンカンパニーが、実質的に採用活動の入口になっている。この時期、既に2028年の就職活動はスタートしているのだ。

最大の要因は企業側の人材獲得競争の過熱化。少子化・労働力人口の減少、人手不足を背景に、企業は優秀な学生にいち早く接触しようという競争が起こっている。政府調査では、広報活動を2月以前に始めた企業が約6割、採用選考を5月以前に始めた企業が約7割、5月以前に内々定を出した企業が約6割に達しており、公式ルールの「広報3月、選考6月」とは乖離していることがわかる。

また学生の側にも「早く内定を一つ持っておきたい」という心理が働き、「企業が早める→学生が焦って早く動く→早く動く学生を取り逃さないよう企業がさらに早める」という循環が起きているようだ。

新潟市中央区西堀のプライムアシスタンス新潟センター

損害保険大手SOMPOグループのロードアシスタンスサービス部門を主に担う株式会社プライムアシスタンス新潟センター(東京都中野区)は、同社国内4番目の拠点として新潟センター(新潟市中央区)を2024年に開設した。新潟市が、定住人口の確保と若者のUIターン獲得のための「働き場所の増加」を目指して誘致した企業だが、約2年間で目覚ましい採用実績を残し、現在130名の正社員をほぼすべて新潟で採用。2026年4月にも新卒35名を迎え、27年4月も新卒25名を採用する予定になっている。

8月6日には、27年卒向けの内定者懇親会を開き、既に入社が決まっている県内外の4大、短大、専門生が参加。「未来の同僚」同士が交流を深める場となった。こうした光景を目にすると、まさに2027卒の就活戦線は、この時期既に最終盤に差し掛かっていることを感じる。

プライムアシスタンス新潟センターでも、既に28年卒向けの採用活動を開始。9、10月に開かれる秋のオープンカンパニーに向けて参加募集を開始した。今や新潟でトップクラスの「選ばれる職場」となった同社も、「就活生の首都圏流出」に対抗すべく、早い動き出しを見せている。

(編集部 伊藤 直樹)

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