【ブランド刷新】吉乃川の新定番「清流美」とモダンな「渓流美」 9月15日ごろから順次店頭販売開始

吉乃川の新銘柄「清流美」と「渓流美」 吉乃川のプレスリリースより

吉乃川株式会社(新潟県長岡市)が新たに、新銘柄「清流美」と「渓流美」を展開する。9月11日に蔵出しし、9月15日ごろから順次販売を開始。吉乃川はこのほどブランドを大きく刷新し、両銘柄は同社の新しい主力商品となる。

「清流美」は吉乃川の新たな定番商品で、伝統的な清酒の味を引き継ぎつつ、穏やかな香りと米のうま味やコクを生かし、現代の食卓に合う食中酒を目指した。「純米」「純米吟醸」「純米大吟醸」の3種類を展開する。

「渓流美」も同じく食卓に合う酒として開発し、より酸味や果実感がある軽い口当たりに仕上げた。「純米」と「純米スパークリング」の2種類を展開するが、どちらも低アルコールかつ飲みやすい商品で、日本酒に親しみのない人や若年層などに提案する。

ブランド刷新に伴い、長年の定番商品だった「極上吉乃川」は終売となる。一方で、伝統的な味を引き継ぐ商品「清酒 吉乃川」を「清流美」「渓流美」と同じく15日ごろから販売する予定だ。

新しい商品体系 吉乃川のプレスリリースより

ロゴも刷新。従来の髭文字から、親しみやすさや柔らかさを感じさせる筆文字に変更し、「川」をイメージしたマークを添えた 吉乃川のプレスリリースより

吉乃川は1548年創業の老舗酒蔵。今回のブランド刷新では同社の商品の特徴を「きれいな酒質を基調に、上品な甘み、穏やかな酸、旨味が調和し、心地よい余韻を残しながらもクリアに収束する味わい」の「美味淡麗」と定義し直した。商品体系は「至高の酒」「特別な酒」「日々の酒」の3つの価格帯と、伝統的な「清酒 吉乃川」によって構成される「原点の酒」の計4種類に分けたが、特に「日々の酒」に力を入れ、ここに新銘柄「清流美」と「渓流美」を位置づける。

食生活の多様化や酒の選択肢の増加、飲用機会の減少などで日本酒の消費量が減る一方、高品質化や高級化によって「特別な酒」としての価値は高まっている。だが、地域で親しまれる酒を造ってきた吉乃川は、日本酒を飲む機会や、普段から日本酒を飲む人を増やすことを重視。「日本酒のすそ野を広げる」ことを自社の役割と位置づけた。2つの新銘柄は、このブランド刷新を象徴する商品群となる。

また、ブランド刷新に合わせて設備・製造体制も強化。四季醸造に対応した環境整備、上槽後や移送時の酸素接触を抑える仕組み、冷蔵瓶貯蔵体制の拡充などを進める。特に、冷蔵瓶貯蔵能力は従来の約5万本から最大30万本へ拡充。製造時だけでなく「飲まれるその時」まで品質を保つ。

ブランド刷新とともに、品質も高めた 吉乃川のプレスリリースより

 

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