一正蒲鉾(新潟市)がカーボン・オフセットの取り組みをスタート

写真はイメージです

商品の売り上げの一部を使って森林整備を促進

カーボン・オフセット――。
経済活動などにおいて排出される二酸化炭素をどうしても削減できずに排出してしまう場合、「森林整備活動」や「二酸化炭素削減活動」などのプロジェクトが生み出した二酸化炭素の削減量の枠(クレジット)を購入することにより、削減したとみなす制度のことだ。
国に「J-VER」というオフセット・クレジット制度があるが、新潟県でも県独自のオフセット・クレジット「新潟県J-VER」を平成21年5月から他の都道府県に先駆けて運用している。

そんななか、新たに、一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)が、「新潟県カーボン・オフセット制度」のクレジット(※)を購入し、製造時に排出されるCO2の一部をオフセットする取り組みを始めた。

8月17日以降に発売の「さつま芋とうふ」「栗とうふ」の売り上げの一部をクレジットの購入費に充当し、クレジットを購入するという。

なお同社が購入するクレジットは下記のとおり。
・佐渡トキの森クレジット(佐渡市)
・雪の郷 竜神の森クレジット(津南町)
・阿賀悠久の森クレジット(阿賀町)
・南魚沼銘水の森クレジット(南魚沼市)

【関連記事】
カーボン・オフセットの先進県「新潟県」(2018年9月20日)
https://www.niikei.jp/4209/

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