新潟市の西蒲消防署が消防功労者に感謝状

3名の迅速な消火活動を称える

新潟市消防局西蒲消防署は21日、先月22日に西蒲区松野尾地内で発生した火災の初期消火活動にあたった市民の功労を称え、感謝状贈呈式を行なった。

贈呈を受けたのは、西蒲区に住む山賀莉菜さん、山賀浩幸さん、山賀栄一さん(欠席)の3名。加藤順一西蒲消防署長から、「3名の方々の協力した消火活動のおかげで被害を最小限に抑えることができました」と、感謝の言葉とともに感謝状が手渡された。

松野尾地内の火災は、午後9時ちかくに帰宅間際の莉菜さんが発見。近所の木造瓦葺き2階建ての倉庫で、自分の身長よりも高い火柱が上がっていたという。すぐさま父親の栄一さんに知らせた後119番通報を入れた。

栄一さんが自宅にあった消化器で消火を始めると、それを見かけた親戚の浩幸さんも消化器を持って駆けつけ消火活動に加わる。莉菜さんは真っ暗な火災現場で機転をきかせ車のライトで照らすなど消火活動をサポートした。3人の迅速で的確な行動と、その後駆けつけた地域住民との連携が功を奏し、炎はおよそ15分の消火活動により鎮火したという。

感謝状を贈られた2人は、「ケガ人もなく被害が大きくならなくてよかった。冷静に対応できたと思う」(莉菜さん)、「地域に貢献する活動ができたと実感する。会社での消防訓練が役立ちスムーズに消火活動ができた」(浩幸さん)と、なんとかして消さなくてはとの思いで消火活動を行った時のことを振り返った。

西蒲消防署によると、新潟市では今年に入って107件(21日現在)の火災が発生しているという。火災を発見した際には、ためらうことなく119番通報してほしいと呼びかけていた。

(左)山賀莉菜さん (右)山賀浩幸さん