よね蔵グループの有限会社島(新潟県燕市)が、燕市の鈴木力市長へ大河津分水100周年弁当の完成を報告


新潟県を模した独特な形状の「恵弁当」

よね蔵グループの有限会社島(新潟県燕市)は26日、燕市の鈴木力市長を表敬訪問し、大河津分水の通水100周年を記念した「恵弁当」の完成を報告した。

よね蔵グループではコロナ禍以降、弁当事業を展開しているが、その中で燕市の大河津分水100周年記念事業に採択され、今春から企画が始まったという。

燕市、弥彦村、長岡市の寺泊地域を通る大川津分水は、1907年に工事が着工し、15年の歳月を費やして1922年に通水。それまで大規模な水害が頻発していた越後平野一帯の土地利用を一変させ、農林水産をはじめとした新潟の産業を支えてきた。

今回は、県産米や新潟和牛のしぐれ煮、イクラ、茶豆など、信濃川流域の特産品を詰め込むことで、大河津分水によってもたらされた「恵み」を表現した。11月1日から予約限定で販売するほか(受け渡しは「よね蔵」や新潟市内のグループ店で行う)、大河津分水や県央などに関する催事などでも販売していく予定だ。

「恵弁当」を試食する燕市の鈴木市長

パッケージのQRコードを読み込むことで大河津分水のPR動画を閲覧することができる

弁当を試食した鈴木市長は「大河津分水がなければ、このような美味しい食材を食べることはできない訳だが、正にその大切さを実感できる一品になっている。ぜひこの1年間、色々な形で多くの人に食べていただきたい」と期待を示す。

また鈴木市長は大河津分水に関して「普段の生活では意識しない存在だが、むしろ洪水を意識しなくなるほど水害からこの地を守っているのが大河津分水。建造に関わった先人の苦労を伝えるとともに、これからの100年も守っていかなくてはいけない」と今後取り組んでいく100周年事業への意欲を話した。

島の中島敬二代表取締役は「新型コロナウイルスが落ち着いてきて、県央ではまだまだだが、新潟市内では関東圏のお客様も見られるようになってきた。今後はそうした、新潟へ訪れた県外の人にも販売できるようにしたい。先人たちによって、それまで潟だったこの地が米の採れる土地に変わったことを、多くの人に知ってもらえたらと思っている」と今後の展開についても語った。

「恵弁当」を紹介する中島敬二代表取締役(写真左)、同商品は22日からイオン新潟南などで先行販売されていたが、現在は完売したという

商品開発部の小池雄三氏(写真左)、弁当の中には、燕市吉田産の「もとまちきゅうり」や、分水産の「やわ肌ねぎ」も入っている

 

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(文・鈴木琢真)



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