片山商店(新潟市江南区)の「五ツ星お米マイスター」が、今秋お勧めしたいお米を紹介

五ツ星お米マイスターであり、片山商店代表の片山喜弘氏

実はオリジナルブレンド米が、こしひかりと並ぶ人気

見渡す限りの田で稲狩りが終わり、迎える短い秋。お店に登場した新米を毎年、ありがたく頂く人も多いだろう。

ところが今年は、少し残念なニュースもあった。2019年に生産された新潟県産こしひかりの1等米比率が約20%と、過去最低水準だったとのことだ。ただし、お米の等級は形やつやなどの見た目を元に分けられる等級であって、食味に影響はない。

そのような中にあっても、「新潟=魚沼=こしひかり」は、もはや説明不要な絶対王者だ。人気も高い。ただこしひかりで特定名称を名乗れる生産地域は他にも「岩船」「佐渡」があり、この岩船や佐渡のこしひかりもぜひお勧めしたいと、株式会社片山商店の代表取締役・片山喜弘氏は言う。

新潟市江南区袋津の一角で、明治38年に創業した片山商店は、当地で長年、糀を使った発酵食品や味噌を生産・販売している企業だ。また同社はお米の小売も行っており、片山氏はここで県内24人だけの「五ツ星お米マイスター」の資格を持つ一人として、常日頃から顧客より寄せられるお米の相談を真摯に伺い、要望に適したお米を紹介している。

日本テレビ「青空レストラン」でも紹介された、糀発酵食品

味噌はパック入りの他、容器を持参すれば量り売りしてもらえる

その片山氏曰く、岩船や佐渡で収穫されたこしひかりは、「粒がしっかりしていて、しゃきっとした食感が特徴」とのことだ。特に片山商店で取り扱う岩船産こしひかりは、エコファーマー「神林カントリー農園」で生産された、化学肥料と農薬の使用を通常の5割以下に減らした特別栽培米。「魚沼産ののどごしの良さもいいけれど、岩船産はまた違った美味しさを味わえる。同じこしひかりでも、地域によって違いがある」と片山氏は話してくれた。

また佐渡産こしひかりは、佐渡の気候が米の美味しさを育ててくれる。海に囲まれた佐渡は夏の暑い時期、本州より2度ほど気温が低い。このことで、本州の標高の高いところでしか生産できないような良いお米が、佐渡では毎年よく取れるとのことである。

そしてなにより、今年はこしひかりの1等米が少ない中にあっても、「岩船産と佐渡産は品質がいい」(片山氏)。もちろん1等米が少ないからといって、それは今年のお米は美味しくないわけではない。しかし五ツ星お米マイスターである片山氏が言うからには、今年は岩船産や佐渡産のお米を、食してみる価値はありそうだ。

さらに片山氏には、一押しのお米がある。片山氏自身が手掛けたオリジナルブレンド米である、「あじわいさん」だ。

五ツ星お米マイスターである片山氏が自信を持ってブレンドし、お届けする「あじわいさん」。これが実は、片山商店の店頭では、「新潟こしひかり純米」と並ぶくらいの売れ筋とのことだ。「冷めても柔らかくて甘みがあって、お弁当やおにぎりによく合うんです」と片山氏は自信を見せる。とある、テレビ番組の料理を担当しており、日本全国のお米を食べる機会のあるフードコーディネーターも、自分で食べるお米はいつも「あじわいさん」にしているほど、とても気に入って頂いているそうだ。5キロで2,300円(税込)と、価格も一番手ごろである。

これらのお米は、片山商店のオンラインショップでも購入可能。もちろん、お米について相談したければ、店頭や電話で片山氏自身に伺うことができる。また広く糀や味噌を使った美味しく食べられる調理法についても、調理師免許の資格を持つ片山氏の奥様が詳しく教えてくれる。

「これからも、美味しいお米と糀を使った和食の調理法をどんどん発信していきたい」と片山氏。お米に限らず、糀、味噌、料理。江南区袋津の一角で片山氏と奥様が、喜んで相談に乗ってくれるはずだ。

お米、糀、味噌を使った料理のご案内

【株式会社片山商店】
創業/明治38年(1905年)
会社設立/昭和55年4月30日(1980年)
代表取締役/片山喜弘
所在地/〒950-0131 新潟県新潟市江南区袋津1-4-35
電話番号/025-381-2423・FAX/025-381-3684
定休日/日曜・祝日
営業時間/9時~19時
E-mail/info@e-kome-miso.com
アクセス/伊夜日子神社門前、JR亀田駅より徒歩20~30分、JR新潟駅より車15~20分

創業は明治38年。片山氏は三代目だ。