羽深機工株式会社(新潟県上越市)が破産の準備、県内26番目の新型コロナウイルス関連倒産


株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、羽深機工株式会社(新潟県上越市、資本金5000万円)は11月4日付で債権者に通知を出し、事後処理を白鳥良一弁護士(馬場秀幸法律事務所、上越市)に一任し、破産の準備に入った。負債総額は2021年6月期時点で6億6,378万円。新潟県内で26件目となる新型コロナウイルス関連破たん。

同社は2013年7月の設立で、当初は電気工事や貨物運送事業を手がけていた。2015年5月にはキックボクシングなどを取り入れた本格フィットネスクラブをオープンし、スポーツジムの経営にも着手。また、2019年5月には各種工事を手がけていたウイングシステム株式会社を吸収合併、本社および東京都、神奈川県、石川県の事業拠点のもとで営業を展開し、マンションやビルなどの足場工事や解体工事を主力業務として業容を拡大、ピーク時となる2020年6月期の売上高は8億1,837万円に伸長した。

ただ、採算的には恵まれない状況が続き、2019年6月期から3期連続の営業赤字を計上、2021年6月期で7,832万円の債務超過となっていた。また、多額の貸付金勘定があり、財務内容は借入過多の状態にあったほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響などで2021年春ころにスポーツジムの閉鎖を余儀なくされ、主力となる足場工事や解体工事の受注も低迷し、資金繰りも限界に達し、今回の事態となった。



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