村上市神林地区の5小学校で閉校式典【村上新聞】


村上市の神納東小学校(松田洋平校長)で10月20日、閉校記念式典が開かれた。式典に先立ち、同校校門脇では「かしこく ゆたかに たくましく」という教育目標が刻まれた記念碑を除幕。式典では、松田校長があいさつの中で「神納東小は心の故郷として永遠に存在し続ける。よき伝統を新生・神納小の継承を」とし、「さみしい思いをする地域のみなさんへ、今まで以上の笑顔を届けてください」と児童へ呼び掛けた。

児童らは、思い出や感謝の気持ち、新しい環境への期待など、様々な思いを込めて「ふるさと」を合唱。地域住民や学習支援関係者、歴代校長をはじめとする職員ら、神納東小にゆかりのある出席者が、惜別の思いを共有した。


来春、砂山小学校と統合する平林小学校(高橋明校長)では10月19日、閉校式が行われた。平林小は1873(明治6)年に創立。これまで約5700人の卒業生を送り出してきたが、学校統合により147年の歴史に幕を下ろし、砂山小の校舎を引き継いで新生「平林小学校」となる。

閉校記念式典では、在校生や卒業生、地域住民らが見守る中、6年生児童10人が感謝の言葉を述べ、「147年の歴史と伝統ある平林小を巣立つことを誇りに思う」「閉校は寂しいがこの校舎は地域のためにいつまでも大切に使ってほしい」「大好きな平林小にありがとうと言葉を掛けたい」などと呼び掛けたほか、記念コンサートなどもあった。

 
砂山小学校(細貝岳校長)では閉校式が10月26日に開かれた。砂山小は1958(昭和33)年に牛屋と塩谷の両校が統合し平林第二小として開校。65(同40)年に砂山小に改称し、これまで約2700人の卒業生を送り出した。

式典に続き行われた記念セレモニーでは、4~6年生のメロ鼓隊が校歌など息の合った演奏を披露。和歌山県内にある同名の砂山小からビデオメッセージのサプライズもあった。あいさつで岸宗光閉校記念事業実行委員長が「昔も今も学校は児童と先生が笑顔で過ごせる場所。これからも学校で過ごす時間を大切にしてほしい」と呼び掛けたほか、思い出写真のスライドショーや合唱、記念碑除幕などもあった。


神納小学校(小山和浩校長)では、10月27日に閉校記念式典を挙行。会場となった同校体育館いっぱいの地域住民や卒業生らが、惜別の時をともにした。
神納小は1873年(明治6)、桃川村に「発蒙舎」として開校。以後、尋常小学校、国民学校など改称を重ね、146年の長きに渡り、「いきいきかがやく神納の子」の教育目標のもと、児童を送り出してきた。

式典では、同校の創立者らの子孫、佐藤伸郎さん、佐藤守弘さんも来賓として出席して、閉校への思いを語った。式典第2部として行われた「感謝の会」では、児童が学校生活の思い出や、地域住民から手厚く支えられた学習活動を振り返り、146年の歴史を紹介。会場全体で「栄光の架橋」を歌い上げ、心あたたまるひとときをともにしていた。


来年4月に村上市神林地区の神納小学校、神納東小学校と統合し、新生「神納小学校」となる西神納小学校(仙田満校長)の閉校式が2日に開かれた。西神納小は1873(明治6)年、牧ノ目の福厳寺に「小学校牧目校」として創立。以後、現在地への移転や改称などを経て、146年の歴史の中で約2200人の卒業生を輩出してきた。

式典では、仙田校長が西神納小の伝統のひとつ“日本一のあいさつ”に触れ「西神納の伝統と、東小、神納小の伝統を融合することで、新たにすばらしい伝統をつくってください」と児童らを激励。代表児童による別れの言葉では、学校生活と地域からのあたたかい支えへの感謝が綴られた。第2部では、児童によるメロディオン鼓隊の演奏や、「児童会のうた」、合唱「ふるさと」が披露され、参加者らは惜別の思いをともにしながら耳を傾けていた。
 
村上新聞

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