新潟市内8区で計108人の新型コロナウイルス感染症患者が新たに感染

新潟市保健衛生部の野島晶子部長

新潟市は14日、市内8区で新型コロナウイルス感染症患者が計108人確認されたと発表した。新潟県が発表する、新潟市以外の市町村での患者92人と合計で、14日の県内の新規患者は200人となった。

108人の内訳は、中央区で35人、東区で16人、西区で18人、江南区で6人、秋葉区で15人、南区で3人、西蒲区で8人、北区で7人。症状は無症状が8人で、軽症が100人で中等症や重症の患者はいない。

また、既存患者の濃厚接触者の患者は18人で、県外往来があった人は19人。現時点で感染経路の分かっていない人は71人となっている。

感染者のうち、20代までの感染者の割合が多くなっている。10歳未満は4人で、全て小学生。10代と20代の感染者は61人で、そののうち中高生が3人、学生(専門学校生、大学生など)が25人。全体の4分の1以上が生徒学生の感染となっている。

一方で、新しく判明した集団感染はない。すでに確認されている飲食店関連では、家族や友人など2次感染で9人増加し、合計78人となった。また78人のうち2名が医療職員、11名が入院患者と、医療機関内でのクラスターを形成しているという。なお既に確認されている医療機関関連の集団感染での増加はなかった。

また今週公表した新規感染者への聞き取りで、成人式に参加していた人が20名いたことが判明した。感染者は成人式後に飲食を伴う同窓会があり、数十名規模から数名程度の会合に参加していたという。現在のところ成人式会場内での広がりは見られていないという。

 

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