新潟県、新型コロナの感染が確認された会社員(加茂市在住)の疫学調査の状況などを公表


説明する福祉保健部健康対策課の中山均課長

新潟県は3日、昨日(2日)に新型コロナウイルス感染が確認された加茂市在住の会社員(三条郵便局員、40歳代)の疫学調査の現時点での把握した状況について公表した。

それによると、2月25日に37度前後の発熱があり、A医療機関(済世会三条病院)を受診したが、インフルエンザで陰性になったことから、経過を観察することになった。ただ、26日も発熱が続くことから、B医療機関を受診したが、再びインフルエンザで陰性になったことから、経過を観察することになった。

その後、27日に発熱に加えて吐き気といった症状がみられB医療機関を再度受診。3月1日には、発熱39度になったことから、三条保健所の帰国者・接触者相談センターに相談。受信調整中に新潟市から県内初なる秋葉区の患者の濃厚接触者として調査依頼があり、感染症指定医療機関である長岡赤十字病院を受診。X線検査の結果、肺炎があったため入院し、検体を採取。2日に陽性が判明した(2日時点で熱は36度に下がったという)。

行動歴については、2月20日、エンジョイライフクラブ女池インター校(卓球スクール、新潟市中央区)のほか、ジョイフィット新潟東区役所(新潟市東区)を夕方に利用。また23、24の両日昼から夕方にかけて、ジョイフィット新潟東区役所(新潟市東区)を利用。25日は発熱のため半日出勤し早退。28日まで休暇をとり、29日は体調が回復したため、1日出勤した(マスク着用)。海外渡航歴はないという。県内で初めて感染した秋葉区の感染者とは、エンジョイライフクラブ卓球スクールで濃厚接触があったという。また、ほかの感染者も3名も利用時間帯は不明ながら、同スクールで秋葉区の患者と濃厚接触していた模様だ。

一方、現時点で把握している加茂市の患者との濃厚接触者については、家族、職場、医療機関などを合わせて39名(家族2名、職場関係者14名、医療関係者23名)。このうち34名(職場12名、医療関係者22名)については既に検体を採取し、すべて陰性だったという。残りの5名は3日中に検体を採取する予定であり、この中には発熱の症状がみられる者や未成年者も含まれるという。ただ、ジョイフィット(新潟市東区)には、卓球を行う場所もあるが、実際にプレイしたかどうかや、濃厚接触者がいたかは現時点で不明という。「利用者全てが濃厚接触者ではない。現在、患者さんにヒアリングを行い、行動や濃厚接触者の有無の更なる把握を進めている。この間にジョイフィットを利用した人は2週間、体調に留意してほしいし、外出は極力控えてほしい」と県では話している。

なお、県内で最初に新型コロナウイルスに感染した人が誰かといった点は現時点では不明だという。