新潟市が企業のVR活用や関連サービス開発を促進するための「メタバース体験会」を実施


「メタバース」体験会の様子、前方に体験者のヘッドセットに映っている映像が投影されている

新潟市経済部成長産業支援課は16日、デジタル活用による新たなビジネス創出を促進する会員制コミュニティ「DXプラットフォーム」の会員向けに、VRゴーグルとVRチャットソフトを活用した「メタバース」の体験会を開催した。市では、事業者が仮想空間への理解を深めることにより、遠隔会議・営業などリアルの延長としての利用に止まらず、業種を超えたサービスの共同開発や、身体的ハンデなどを持つ人の雇用の創出などへ期待を高める。

メタバース体験会では、VRヘッドセット「Oculus Quest 2」および「VRチャット」「Horizon Workrooms」などのアプリケーションの体験と基本操作をレクチャー。2021年9月に新潟市産業振興センター(新潟市中央区)内で開設された5G実証拠点「5Gビジネスラボ」で開催されており、16日、17日の2日間で「DXプラットフォーム」会員20人が参加する。

また今回の取り組みで新潟市は、株式会社Gugenka(新潟市中央区)が1月に開始した人材サービスを活用し、案内役にヴァーチャルワーカーを雇用。「VRチャット」内にて、アバターを使って参加者へ操作方法などを解説した。

画面に映る黄色のキャラクターが案内役のヴァーチャルワーカー

参加した株式会社メビウス(新潟市中央区)の社員は「(VRには)IT関係のイベントで少し触れたことはあったが、長い時間体験したのは初めて。これほど空間をリアルに感じ、様々なことが可能であることに驚いた。弊社では3Dモデルを活用するサービスを開発中だが、スマートフォンなどのディスプレイ上だけでなく、VR空間を見据えて開発していきたい」と話す。

「5Gビジネスラボ」および「DXプラットフォーム」では、業種を超えた事業者の連携により、デジタル分野での新たなサービス開発を目標にする。また同時に、新潟市の構想する「ヴァーチャルにいがた2km」へも今後、市内事業者を巻きこんでいきたい考えだ。

また同日からは、産業振興センター内に市産業支援課に繋がる遠隔接客サービスが導入された

 

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