新潟県、コロナ感染者のための入院病床236病床を確保

新潟県は21日、第8回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、「遊興施設、大学・学習塾などに対する休業要請」「資金繰り支援」「医療体制」などについて議論、情報共有を行なった(休業要請、資金繰り支援については下記の記事を参照)。

医療体制については、PCR検査の状況、入院病床の状況、医療用資機材の確保に向けた取り組みについて報告があった。

会議終了後の説明によると、入院病床については、現在、236病床を確保、このうち入院中は26となっている(病床利用率は11.0%)。

また、県と佐渡市にあるサンアロー化成株式会社との協働で、不足しているフェイスシールド(飛沫を防止する医療用防護具)の代替製品を開発した。製品はw297mm×h210mmで、額からシールドまでの空間は40mm。軽量で長時間の作業の負担にならないほか、ラバーベルトなどの採用により任意のサイズに調整可能という(男女・大人子供兼用)。また顔とシールドの間に空間があるので息苦しさはなく、メガネをかけたままでの装着も可能だ。このほか、上部スポンジ部に隙間があり、曇りにくい構造になっている。

すでに本格製造に入っており、当面2万個を生産するという。なお販売元はサンアロー化成(東京都)となる。

フェイスシールドについて説明する花角英世知事

PCR検査については下の表の通り。

新潟県の資料より

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