梅雨の時期本格化を前に新潟県の阿賀野川で関係機関合同の現地確認


関係機関が合同で視察

阿賀野川沿川の自治体などで構成する阿賀野川水防連絡会(事務局・国土交通省北陸地方整備局阿賀野川河川事務所)は2、3日の両日、阿賀野川の洪水時に危険が予想される箇所での関係機関合同の現地確認を行っている。本格的な梅雨の時期を迎えるにあたり、確認を行うことで関係機関の危機管理体制を強化するのが狙い。

昨年10月12日の台風19号では阿賀野川流域で大雨となり、戦後最大の洪水である2011年7月30日の新潟・福島豪雨に迫る出水となったことから、今年も警戒を強めている。阿賀野川の上流部にカメラなどを設置し、市民がスマートフォンで見ることができるようにした。

2日は阿賀野河川事務所のほか、新潟県、新潟市、阿賀野市、五泉市など関係機関の約20人が参加し、阿賀野市、五泉市、新潟市秋葉区エリアを確認した。例年はマイクロバスでの移動だったが、今年は新型コロナウイルスの影響で、“3密”を避けるために各自の車で移動。まず、阿賀野川堤防近くの京ケ瀬防災ステーションに集合し、そこから車で移動した。

一行は最初に、阿賀野川堤防近くのJR羽越本線阿賀野川橋梁交差部を視察した。堤防より低い線路で橋梁の下に隙間が空いているため、昨年の水害時には土嚢を積んだという。現在、JR東日本と連携し、橋梁を建て替える方向で検討している。

池田博明国土交通省北陸地方整備局阿賀野川河川事務所長は「新潟県もまもなく梅雨入りになる。今年はコロナウイルス対策下で行っている。阿賀野川河川事務所で想定している重要箇所を確認していただく。関係機関が一堂に会して、どうやって対策をしていくかを確認してもらいたい」と挨拶した。

明日3日は新潟市江南区、東区、北区、阿賀野市エリアの現地確認を行う予定。

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JR羽越本線の橋梁を確認した



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