新潟市のまつや(株)が玄米などが原料の食品素材を新開発


期待される効果

離乳食や介護食などの各種米加工品を製造・販売する、まつや株式会社(新潟市北区)はこのほど、玄米と米ぬかの含有成分に着目した「玄米+米ぬか」の高度アルファ化粉を新開発し、製造・販売を開始した。

同社は約30年前に和菓子の原料となるもち米粉製造で培った技術を応用した「うるち米高度アルファ粉体化」の製法を確立し、これをベースに即席粥の製造などの食感改良を重ねてきた。アルファ化米とは炊いたり蒸したりしたお米を、熱風で急速に乾燥させた米のことで、今回の新商品は炊いた玄米を粉体化したもの。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自己免疫力アップなどが着目されるなか、同社では、人体への有効な作用が多数報告されている玄米・米ぬかに着目。今回の新商品は、玄米と米ぬかを配合し、手軽に扱える粉体状に加工するテストを重ねた。

さらに減菌や玄米臭軽減の過程も開発し、このほど製品化に至った。玄米や米ぬかに多く含まれ、近年注目を集める脂質代謝の改善などするγ-オリザノールなどの成分は玄米単体の約1.5倍(計算値)となっている。

活用例としてはヨーグルトや豆乳、スープ、ふりかけなどが考えられ、報告されている作用としては、更年期障害緩和や自律神経失調症改善、アルツハイマー型認知症予防のほか、高血圧予防、血管年齢改善、血中コレステロール低下、便秘解消などが挙げられる。

今後同社は、全国の食品メーカーのほか、介護施設や学校給食を含めて拡販を目指すほか、原料米としての国産米の消費拡大や消費者の健康増進に貢献していきたいとしている。



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