新潟市消防局が聴覚障害者など向けの119番通報システムの運用を開始


通報システムの運用を開始した

新潟市消防局は、聴覚や言語機能などの障害により、音声による119番通報が困難な人がスマートフォンなどでいつでも全国から119番通報ができる「Net119緊急通報システム」の運用を1日から開始した。同日は同所の消防指令管制センターでデモンストレーションを行い、担当者間の連携などを確認した。

同システムは、大きく3つのメリットがある。具体的には、全国どこからでも通報ができる点、自分の位置が分かる点、チャット方式で素早く連絡が取れる点が特徴として挙げられる。通報の流れは、通報者はスマートフォン等で画面を選択しながら、救急か火事かを選択した後、自宅または外出先を選択する。その後、チャットで連絡し、消防車や救急車の出動となる。

同消防局では、新潟市内の障害者手帳を持つ約3,700人に登録用紙を送っており、登録を推奨する。また、同様の障害がある人で、新潟市に通勤・通学している人も利用の対象となる。同システムは全国的なもので、全国では32.4%の導入率であり、今年度までに78.4%が導入する予定となっている。

同消防局の夏川正光指令課長補佐は「本日から運用を開始するNet119緊急通報システムは、言語など障害をお持ちの方々に向けた登録制のシステムだ。これまで音声によらないシステムは、ファックス119やメール119などがあったが、操作性などNet119は大幅に改善されている。優れたシステムなので、言語や聴覚に障害をお持ちの人にぜひ登録してもらいたい」と話した。

デモンストレーションの様子

夏川正光指令課長補佐

柳博明新潟市ろうあ協会理事長



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