新潟交通2021年3月期第1四半期決算(連結)を発表、すべての部門で減収に


一般乗合バスをすべての事業において前年同期比減収となった

新潟交通株式会社(新潟市中央区)は11日、2021年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。売上高は24億7,700万円(対前年同期比△47.3%)、営業利益△10億1,000万円(前年同期は3億6,500万円)、経常利益△10億5,900万円(前年同期は2億9,600万円)、親会社に帰属する純利益△7億9,600万円(前年同期は2億600万円)となった。

新型コロナウイルス感染症による外出自粛や全国的な移動の制限、イベント開催の制限などによりグループ全体で需要が落ち込んだ結果、すべての事業において前年同期比減収となった。

セグメントの業績の概況は以下の通り。

 

【運輸事業】

一般乗合バス部門では、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う緊急事態宣言下においても市民の生活を支えるべく、新潟市域や下越地区中山間地および佐渡島内の公共交通網の維持に努めたが、外出自粛による利用者減少により、一般乗合バス部門全体では前年同期比減収となった。

高速バス部門では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により県外高速バスにおいて期間運休や減便を行ったことなどにより、高速バス部門全体では前年同期比減収となった。

貸切バス部門では、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う貸切需要の減少などにより、前年同期比減収となった。

この結果、運輸事業の売上高は10億6,200万円(対前年同期比△52.2%)となった。

 

【不動産事業】

万代シテイでは、新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛や各種イベントの開催中止による来街者の減少に加えて、感染拡大防止のため、4月20日から5月17日にかけて同社が運営管理するビルボードプレイス(BP)およびBP2を休館したことなどにより、賃料収入は前年同期比減収となった。

また、同様に周辺の大型商業施設の休館などによる駐車場利用台数の減少により、駐車場収入も前年同期比減収となった。

この結果、不動産事業の売上高は6億900万円(対前年同期比△12.5%)となった。

万代シテイビルボードプレイス(今年2月撮影)

 

【商品販売事業】

観光土産品卸売部門では、納品先の観光関連施設の休業に伴い各種土産品の売上が減少したことなどにより、前年同期比減収となった。この結果、商品販売事業の売上高は2億7,400万円(対前年同期比△51.8%)となった。

 

【旅館事業】

新潟市内の「万代シルバーホテル」、佐渡市内の「国際佐渡観光ホテル八幡館」ともに新型コロナウイルス感染症に伴う宿泊・宴会のキャンセル、ツアーのキャンセルや新規設定の見送りなどの影響により、売上高は前年同期比減収となった。この結果、旅館事業の売上高は1億円(前年同期比△78.6%)となった。

 

【清掃・設備・環境事業】

清掃部門における大型商業施設の休業に伴う需要減少などや環境部門における古紙、金属くずなどのリサイクル品の価格低下の影響などにより、前年同期比減収となりました。 この結果、清掃・設備・環境事業の売上高は 2億3,000万円(前年同期比△9.9%)となった。

 

【その他事業】

旅行業では、新型コロナウイルス感染症に伴い、くれよんツアーの新規設定見送りや旅行の催行中止・延期が相次いだ。緊急事態宣言解除後には、新潟県が展開する「つなぐ、にいがた」キャンペーンを活用した個人・小グループ向けのマイカー利用プラン造成などにより需要喚起を図ったが、前年同期比減収となった。

広告代理業においては、新型コロナウイルス感染症に伴う広報宣伝活動の縮小やイベント中止などの影響に伴い受注が減少したことにより、前年同期比減収となった。

航空代理業においては、国内・国際線ともに運休便の発生に伴い業務受託手数料が減少したことなどにより、前年同期比減収となった。この結果、その他事業全体の売上高は2億円(前年同期比59.1%減)となった。

なお同日、2021年3月の通期業績予想も発表した。通期見通しは、売上高126億7,000万円(前年同期は186億5,900万円)、営業利益は△21億円(前年同期は13億9,100万円)、経常利益は△22億円(前年同期は9億9,100万円)、純利益は△18億7,000万円(前年同期は6億5100万円)。



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