新潟市内で市内90例目となる新型コロナウイルス感染症患者1人を確認

新潟市保健衛生部の野島晶子部長

新潟市内90例目患者は仕事で大阪に滞在

新潟市は12日、新潟市秋葉区で市内90例目(県内129例目、再陽性者1人を含む合計人数)となる新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。

90例目は秋葉区在住個人事業主の20歳代男性。11日に市内医療機関でPCR検査を行い、陽性が判明した。現在、熱は36度台まで下がったが、12日中に市内協力病院に入院予定である。

男性は7月中旬から8月8日まで仕事で大阪府に滞在。夜行バスで新潟市内の自宅へ向かい、9日朝に到着した。

10日に頭痛と寒気の症状があり、翌11日には37度台の発熱や関節痛を感じ市内医療機関へ受診した。
夜行バス内ではマスクの着用などを行っていたが、新潟市は現在運行会社に連絡し、接触者などを調べている。

家族を含めた接触者、濃厚接触者は現在調査中である。

 

86例目と87例目患者の行動歴も発表

また新潟市は6日に確認された市内86例目と87例目の患者の行動歴に関しても発表した。

86例目は中央区在住の20代女性で、85例目患者の濃厚接触者。

7月27日に85例目患者の女性とドライブや夕食と共にした。その後、29日と30日に出勤していたが、喉の違和感や咳の症状を感じ、31日に38度台の発熱によりAY医療機関を受診。8月5日に新潟市医師会新型コロナ相談外来へ受診し、PCR検査を実施、6日に陽性が判明し市内協力病院へ入院した。

濃厚接触者はPCR検査が行われ、全員陰性だった。

87例目は西区在住の50代会社員の女性。

7月24日に37度台の発熱があり27日にAZ医療機関を受診。8月1日に嗅覚、味覚の低下を感じ、3日にBA医療機関を受診、5日に医療機関から紹介された新潟市医師会新型コロナ相談外来へ受診しPCR検査を実施、6日に陽性が判明し市内協力病院へ入院した。

職場では人と接触する機会もあったが、マスクやフェイスガードなどの感染対策が行われていた。

 

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