「FC越後妻有」が今シーズンの初ホーム戦を迎えるにあたり、十日町市の関口芳史市長を表敬訪問

新潟県十日町市を拠点に活動する農業女子サッカーチーム「FC越後妻有」は20日、今シーズンの初ホーム戦を迎えるにあたり、十日町市の関口芳史市長を表敬訪問した。

この日は、関口市長のほか、FC越後妻有の坂口裕昭シニアディレクター、元井淳監督、代表選手3人が出席した。

元井監督は「今年の2部リーグは非常に力が拮抗している。優勝を目指していく。地域のみなさんのお力添えをいただき、すばらしいシーズンにしたい」と挨拶した。

渡邊彩海(あやか)副キャプテンは「明日ホーム戦があるが、十日町の温かい応援のもとで私たちの活動を盛り上げていきたい」と話した。

関口市長は「ホームゲームの応援など市民のみなさんがFC越後妻有に親しみを感じるようになっている。大地の芸術祭を含めて、米作りなど皆さんの活動が定着している」と話した。

FC越後妻有は、21日に新潟県南魚沼市の大原運動公園多目的グラウンドで北陸大学フィオリーレと対戦する。FC越後妻有の今シーズンは昨年同様、北信越女子サッカーリーグ2部に所属し、3試合を終了。現在、2勝1分け(20日時点)と好調な滑り出しとなった。昨年は3位だったが、今年は優勝と1部昇格(2位までが自動昇格)を目指してチーム一丸となっている。

FC越後妻有は、新潟県十日町市や新潟県津南町などで開催されている「大地の芸術祭」のプロジェクトの一環として、2015年に発足した農業実業団チーム。サッカー選手としての活動のほかに、田植えや稲刈りなどの棚田の保全活動や、「大地の芸術祭」のPRスタッフなどとして活動している。

選手(前列)と十日町市の関口芳史市長(前列の左から3番目)

表敬訪問の様子

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