コジマタケヒロのアルビ日記2022 Vo.7アレクサンドレ ゲデス 「家族とともに、家族のもとに」


©ALBIREX NIIGATA

昨季、待望された外国籍選手のフォワード。サポーターが念願のそんな選手の加入がネットをにぎわせたのは、今年3月3日のこと。

ポルトガルの年代別代表に選出され、20年には当時J1に属していた仙台に加入。リーグ戦26試合に出場し、5得点という結果を残しているアレクサンドレ・ゲデス選手だ。

「家族がいたときは海などに出かけることもありましたが、今は子どもも家族も帰国したので、クラブハウスと家の往復が主。トレーニング中心の生活を送っています」。

ご家族のことを聞くと、嬉しそうな表情で話すゲデス選手、その右手首にはある数字の羅列が刻まれている。

「これはお姉ちゃんとお母さん、お父さんの誕生日。16歳のときにそれまで一緒だった家族のもとを離れて、サッカーをすることになりました。家族と一緒に戦う。そんな想いでいつも見える場所に入れました」。

練習は実に真面目。暖かい気候だと新陳代謝が上がり、動きもよくなるという本人の言葉どおり、公開練習ではいい音のシュートでゴールネットを揺らしている。

「コンディションは100%と言っていいと思います。(鈴木)孝司さんもけがから復帰して、フォワード争いは、激化してきました。でも、ライバルがいる方が気持ちも上がりますし、練習への取り組みにもより熱が入ります。周りとの連携をもっと深めて、頑張ってポジションを勝ち取りたいと思います。ヤム(矢村健)が東京V戦(H/○4-3)で結果を出したように、監督がくれた試合出場のチャンスを生かし、自分の力を出し切れるようにならないと。ちゃんと結果を残さないと、新潟に来た意味がない」。

5月15日にアウェイの地で行われた、J2リーグ第16節・町田戦(●1―2)では75分に途中出場。決まりはしなかったものの、左足で放ったボレーシュートに、一瞬、身を乗り出したサポーターも少なくなかっただろう。

「ピッチから見た新潟のサポーターたちはとてもキレイでした。ビッグスワンでの応援、手拍子も非常に素晴らしかった。練習でもコンスタントにゴールが決まるようになってきています。大事な試合で、そして多くのサポーターの方々の前で、少しでも早くゴールを決めたいです」。

チームを勝利に導くゴールを決めたというニュースがご家族のもとに早く届くといいな。そのとき、ゲデス選手のご家族はどんな顔をして喜ぶのだろう。ゲデス選手はどんなふうに家族にゴールの報告をするのかな……。

そんなことを考えて、少し目頭が熱くなりつつある僕は、きっと立派なアルビファン。そんなふうに思う、今日このごろです。



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